7/24 胸がすっとする「日本は社会主義というより嫉妬主義」という文
雇用保護に対する考え方の違いはあるものの、いつも有用な情報のクリッピングをしていただいている「socioarc」というホームページで、主宰者の「日本は社会主義というより嫉妬主義」という文章をアップしている。
とても言い得ている。
「日本は社会主義国」
この言い方は、中谷巌あたりが言いだして、猪瀬直樹、田原総一郎あたりの電通芸者が90年代後半、克服すべき日本というかたちで使い続けた。その批判する社会主義とは=旧田中派利権政治とそのおこぼれに預かる社会党・共産党という図柄であり、社会主義の一翼、社会民主主義を信奉する私としては、こんな荒っぽい議論されたらかなわん、と思ってきた。
そもそも、このレッテル、悪しき平等主義を批判するのに、冗談で社会主義になぞらえて批判したことがはじまり。前提は企業内福祉(大企業限定)が充実している時代のもの。今や、低福祉の福祉水準も切り下げられ、企業内福祉は崩壊し、それでもまだ社会主義を克服せねばならんなどと言われている。
しかも、一度たりとも社会民主主義が根付いたことがない日本で、新自由主義経済を信奉している人たちによって社会主義を不当に貶められ、高度資本主義国として当然であり維持システムとして重要な役割を担う社会保障政策などへの批判として使われ続けたことが、社会の進歩を遅らせてきたと思う。
社会主義と揶揄される日本も、それを壊す社会主義という批判の理屈も、その底流には、最も日本人的な嫉妬主義でしかなかったというのだ。
西欧先進国の社会民主主義モデルを信奉する私の感情と理屈を代弁してくれる文章である。
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