7/23 東京メトロに国土交通省が警告・査察
東京メトロに国土交通省が19日に警告を発し、22日に査察が入った。副都心線の慢性的な遅延と、半蔵門線での発煙トラブルが理由という。
発煙はよく知らないが、副都心線に関しては、メトロのご都合主義が招いた事態だと思う。
●副都心線が開通する前は、有楽町線の西武線方向への直通電車に乗っても小竹向原で和光市または東上線方向への接続電車があったが、今は、接続電車という概念を捨てたらしくて、西武線方向に行く電車が接続するかどうか聞いても、平然と駅員は「知りません、接続という考え方をしていません」などとたわけたことを言う。
で、とりあえず乗ってみても、結局は後続の和光市行に乗り換えさせられることになったりして、結局和光市に行くなら和光市行を、朝霞や志木に行くなら、2本やりすごしても川越市行を乗っても結局は同じということばかりである。渋滞するほど電車が走っているのに、使える電車がないというのが副都心線開通後の有楽町線の状況である。
急行だ、宮崎あおいだ、騒いだ割に使えない地下鉄になっている。後続の電車が遅れているために、と言ってしょっちゅう時間調整を組まれるが、これがさらに遅延に輪をかけるという感じがしている。
マスコミ対策で会社の経費使いまくってうかれていた本社の連中に、利用客の怨嗟の声は届けなくてはならないのではないか。東京メトロの本社前で抗議行動でもした方がいいと思う。
●何かと待たされる小竹向原駅のホーム、冷房が入っていないことを知る。
●この土日、TJライナー発車時間前後に池袋から東上線に乗る機会が続いたが、この前後のダイヤが結構ひどい。TJライナーが長時間、池袋駅の3ホーム中1ホームを塞ぐので、その他の電車が短時間で折り返さなくてはならない。そのためホームは人であふれている。1時間に1本のTJの専用改札付ホームに1ホームを使ってしまったために、降車ホームがなくなり、大混乱でもある。
また、TJへの誘導策か、急行・準急が前後20分近くにぱったりなくなる。各駅停車もまばら。後の急行はものすごい混雑である。前の急行がわざとTJに追いつかれて追い越されるようにダイヤを組んでいるために、急行が自転車並みのスピードで走っている。過去、乗客から上乗せ料金まで取って複々線にした和光市・志木が各駅停車と同じ7分もかかり、意味のないことをしている。
●地下鉄が使えない電車ばっかり寄越すし、東上線もTJライナーの前後に電車が消えるので、定期券は、東上線でも有楽町線でも共通に使えるものを用意してもらいたい。経由を固定されると、ほんとうにいつ目的地に着くのかまったく読めない状況である。
相次ぐトラブル 東京メトロに立ち入り査察<7/22 22:33>
国交省関東運輸局は22日、副都心線や半蔵門線でトラブルが相次いでいる「東京地下鉄(東京メトロ)」に対し、立ち入り査察を行った。
査察では、東京地下鉄の安全輸送体制の改良状況などを確認したという。副都心線は先月の開業当初、連日ダイヤが乱れた。また、半蔵門線は今月16日、車両床下から煙が出るトラブルが起きていた。
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コメント
すいません。
鉄道システムは単純化すべきだと思うのです。
極論を言えば、特急や急行をなくしてしまい、各駅停車になれば、ダイヤの余裕度は増えるのです。
問題の根源は、東武東上線と西武有楽町線という2つの複雑なダイヤを新都心線で組み合わせることにあると思います。
以前、私がよく利用する、東京メトロ西船橋駅の話をさせていただきましたが、総武線と東葉高速線が入ってきていますが、天候による混乱(西船橋→西葛西間は地上区間を走る)以外では混乱が起きたということを聞いたことがありません。
確かに、直通電車も1時間に4~5本と少ないこともあげられます。
単純なもので、日中はこの2系統しかありません。
東葉勝田台(八千代緑が丘)→西船橋→(中野方面)…快速
西船橋→(中野方面)…各停
朝夕はもう1系統が加わります。
津田沼→西船橋→(中野方面)…快速
東葉勝田台(八千代緑が丘)→西船橋→中野方面…各停
西船橋→(中野方面)…各停
方法としては、駅のホームの構造がどうなっているか分かりませんが、東武東上線の相互乗り入れを中止して、西武有楽町線の乗り入れに絞った方がいいように思います。
投稿: 窓灯り@かまねこ | 2008.08.08 09:05