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2008.07.17

7/16 市町村がニート狩りをやれと

ニート支援を市町村がやれ、と。非行少年対策と不登校児対策しかやったことのない市町村にできるのかという疑問があるし、地域社会という、常識で取り囲まれた人たちが、こういう複雑な問題に取り組めるのか、不安であるし、ひどい場合には、健全育成の枠組みの中で語られ、ニート狩りみたいなことが起きやしないかと思う。

生活にべったりしたところと一歩離れたところで対応べきではないか。不登校児対策などを見ていると、地域社会が冷静な対応を取れるのは例外のように感じる。不登校児が地域社会で居場所を見つけている事例は少ないですから。

教育と名が付くと、効果や社会的合理性関係なしに、とんでもないことや、どうでもいい提言が大きな顔して通ることが不思議である。

「ニート」支援窓口を市町村に一元化…教育再生懇が提言
 政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)の「子どもと若者総合支援勉強会」は16日、中間報告を町村官房長官に提出した。

 勉強会は、就労せず、職業訓練も受けない「ニート」やアルバイトなどで生計を立てる「フリーター」などの若者への支援策として、市町村に一元的な支援窓口を設置し、責任者を配置することなどを求めた。

 勉強会は、関係省庁が来年度概算要求で若者の支援策に関する予算要求をするように求めている。

 中間報告は、若者への支援体制について「多くの地方公共団体で利用者にとって分かりやすい相談窓口などの整備が十分でなく、教育委員会やハローワークなど関係機関の連携が難しいなどの課題がある」と指摘。関係機関が連携して、分かりやすい一元的な窓口を市町村に設置して、国の出先機関やNPOとの連携拠点にするように求めた。

(2008年7月17日00時40分 読売新聞)

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コメント

>地域社会が冷静な対応を取れるのは例外のように感じる。

この辺りニート・フリーターに限らず、知的障害者とか外国人・母子家庭や非嫡出子など、兎角"標準的な家庭"の"想定外"に対する問題全体について言えてしまうって思いますね。よく「社会の中での自立・共生」という尤もな大義名分や理想を掲げては地域社会に溶け込ませようって政策が行われているけど、現実にはその地域社会が受け入れる背景すら備えていなくて下手すると不正や虐待が行われる結果になってしまっている。水戸のアカス紙器然り、札幌の三丁目食堂然り・・・・・

まぁ、隔離や収容にしても実態がお寒いもので同様に人権侵害になってしまった、ってのが過去の教訓だった訳ですけど、今の共生とか自立とかを掲げている政策は何か責任放棄の様に見えますね。

投稿: 杉山真大 | 2008.07.17 19:16

失礼します。

いくら市町村が相談窓口作ろうが、「仕事がないんです」無職者の相談にハロワに何回か連れて行ったことがありますが、ほとんどが無常感を持って帰ってきます。
だから、1コールワーカーに若者が走るんです。
厚生労働省はその辺分かっているのでしょうか。

投稿: 窓灯り@かまねこ | 2008.08.08 09:17

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