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2008.07.01

6/30 市に土地を買い上げせさる有力者の存在

近所に猫の額ほどの公園がないだろうか。木もろくに植えられていないのに緑地としてカウントされ、あたかも自然と子どもにやさしいまちづくりをしているかのような印象をつくっている。
あるいは、広大な空き地があって、何に使うのかというと道路予定地だったりする。しかしその道路を造るためには延々、立ち退きを求めていかなくてはならないという困難な話もあったりする。

なぜそんなものがあるのだろうか。本当の目的は緑地面積の確保でも子どもたちの福祉の増進でもない。道路を造って地域開発など本気でやる話ではない。市に土地を買い上げさせている人がいて、その土地の使途に困って公園や道路予定地にでもしているというのが実情である。あるいは、無謀な道路計画の線引きをあれこれしているのである。

背景には、自治体の首長にあれやこれや取引を迫る政治家がいるらしいということである。元狭山市長の大野松茂代議士が、地元自治体に市長を辞めた途端に土地を買わせていたということが報じられている。

そういうことをやっている自治体に限って、福祉や医療で自治体が立ちゆかなくなるかのような言説を市民にまきちらして、いたずらに市民を萎縮させている。

自治体は用途もない土地の買い上げを慎むべきであろう。

狭山市に土地売却、11年塩漬け 大野官房副長官の親族2008年6月30日15時20分
 埼玉県狭山市が、道路用地として大野松茂・官房副長官(衆院埼玉9区、自民)の親族から買い取った土地が、11年の間、利用されていないことが分かった。買い取り価格は大野氏側の希望した2億8千万円余。同氏側は当時、相続税の手当てに困っていたという。その後の地価下落で土地には約8500万円の含み損が発生している。大野氏は「他の土地も市に売ろうとしたが、それは断られ、市から望まれてこの土地だけを売った。市に圧力をかけたことは一切ない」と言っている。

 大野氏は狭山市長を8年間務めた後、96年10月20日の衆院選で初当選。大野氏の説明によると、土地の売買は、その5日後に大野氏側から書面で市に買い取りを申し入れ、希望売却価格は約2億8258万円だった。一方、同氏の妻と長男は同年11月11日に大野氏の亡父からの相続に伴う相続税(約5億6千万円)の支払期限を迎えており、同日、この土地などを担保に銀行から約4億9千万円の融資を受け、相続税を納付したという。

 市の文書などによると、市が大野氏側からの買い取りの申し出を受理したのは同月28日。その後、実際に売買されたのは97年3月で、価格は大野氏側の売却希望額と同じだった。4月4日には根抵当権も解除された。

 狭山市の道路計画は、近くに既存の道路があるうえ、周辺の住宅地の買収も必要だったため、公有地の取得を審査する市の委員会内にも当時から計画の実現を疑問視する声があったという。

 土地は、西武新宿線狭山市駅に近い店舗と住宅の混在地域にある面積1439平方メートルの「畑」。96年1月、大野氏の妻と長男が相続した。民間の評価機関によると、現在の評価額は約1億9700万円で、買い取り価格より約3割下落、市の含み損は約8500万円になっているという。

 道路計画は60年に都市計画決定されて、一部で工事が進められているが、市が大野氏側から取得した土地のうち道路予定地は約3割で、計画は土地取得から11年過ぎた現在でも実現のめどがたっておらず、現在はグラウンドゴルフの練習場になっている。こうした現状に、市内部には「計画通りの整備は困難」との見方もあり、土地に隣接する別の道路を拡幅する案も浮上。この拡幅案でも土地の多くは道路用地には使われない見込みという。

 この土地について狭山市は「道路計画は今も有効で必要な土地と考えている。予算がつけば周辺の住宅地でも粘り強く用地買収を行う」とし、買い取り額については「市も鑑定したが、売り主側の提示額の方が低くそちらを採用したようだ。ただ、鑑定書はすでに廃棄されている」と話している。(西川圭介、野上祐)

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