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2008.06.11

6/11 朝霞市議会、自己改革を拒否

岩垣さんが請願した、市議会の改革に着手するよう求める内容の請願を、11日の朝霞市議会の議会運営委員会は、進政会(自民党系無所属)、明政会(民主党系無所属)、公明党の3会派の反対で否決した(1人会派の獅子倉、神谷、小山は採決に加われない)。

まったく呆れる話である。岩垣氏の提案した議会改革は、抽象的で、議会自身のフリーハンドが与えられていて、もっと具体的に求めてもいいのではないの?と思うぐらいマイルドな内容である。市長与党の会派からしても、話し合いのテーブルについてもいいのではないの?と思うぐらい、やさしい提案であった。それにもかかわらず、公明党まで一致団結して否決したということ。こうした社会正義に関することで公明党は是々非々でいくべきだと思うのだが。
朝霞市議会は自己改革を否定したが、これからも、これまでのように市民の見えないところで次々に市長提案の条例を議事録に残らないところで取引しながら可決していくだけなのだろうか。そのために与党市議17人に毎年700万も支払うばかばかしさ。市長が恐いのか、もっとおいしい話があるのか。ほんとうに腐っていると言ってよい。

岩垣さんの請願

朝霞市議会の改革を求める請願
朝霞市議会の新たな出発にあたり、より「市民に開かれた議会」をめざして、以下のとおり請願いたします。
1 透明性を確保し、さらに開かれた議会にしてください。
2 チェック機能を強め、簡素でわかりやすい議会にしてください。
3 市民の請願権を全面的に保障してください。
4 市議会の改革を、市民参加により進めてください。

●朝霞地区4市で、和光市、新座市が着々と開かれた議会づくりに奮闘している中で、朝霞だけが遅れていることを痛感する。私の友人のルポライターが、自治体議会なんて必要なの?と言ってくる。こんなことが続くといらないと思うし、そもそも市民をないがしろにする朝霞市が朝霞市でいる意味なんかあるのか、と思いたくなる。実際に東京都に併合された方が、市民にとっては良くなるのではないかと思う。もともと西東京市の旧保谷市域や、練馬区の大泉学園町は埼玉県だったという歴史もある。

●とうとう国家公務員宿舎の建設を国が決断した。
市長は県議会で愛国心教育が足りないと訴えてきた人物だが、郷里をお金や土地開発利権と引き替えに朝霞市民の不快感を無視して、郷土を売り渡した売「市」奴ではないかと思う。こういう政治家にとって愛国心というのは、行政に対する市民の無条件帰依を要求するだけのもの。愛国心を強くいう政治家ほど怪しいものはない。

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