5/15 朝霞第四小学校の耐震建て替え、3度目の入札お流れ
耐震強度が足りないと、子どもたちを耐震強度があるのかないのかプレハブ校舎に追い出している朝霞台四小学校。入札不調が繰り返され、なかなか建て替えが決まらない。
ゼネコンが入札のサボタージュをして逆談合やっているんじゃないか。基地跡地開発で見られるようにハコモノ公共事業に甘い今の市長の足下を見て、ゼネコンJVが入札辞退を繰り返して、予定価格のつり上げをやっているのではないか。
ちんたらちんたら再入札を繰り返して、最長で6年間プレハブ校舎で授業する子が出てきてしまう可能性も出てきている。次の第五小学校に至っては目途も立たないらしい。それなのに道楽とも言える基地跡地の開発にばかり力を入れて、埋める公共事業が足りないから、男尊女卑の市長が、女性センターを設置することまで呑むようだ。呆れた市政である。
●今の富岡市長と明政会の市議と醍醐県議のグループは、前の塩味市長を、10万円程度の小学校の花壇の整備事業をめぐって汚職があるように大騒ぎして引きずりおろそうとしたことがあることも忘れてはならない。例え10万円で賄賂贈ろうとしたってせいぜい数千円どまり。しかし基地跡地開発は400億円の事業である。
●朝霞市のことではないが、先日、高級住宅地に隣接する都内K市の市立保育園で毎日5回着替えをさせるバカな風習があることを紹介した。日曜日、ドラマ「篤姫」を見ていたら、大奥に入った篤姫が1日5回も着替えをさせられて辟易しているシーンが出ていた。まさかその保育園は大奥の真似をしているのではないか。
【埼玉】朝霞第4小移転新築工事 『もう延期できない』 三たび入札中止、開校遅れも
2008年5月15日東京新聞
朝霞市立朝霞第四小学校の移転新築工事をめぐって昨年来、入札中止が続いている。同校はすでに昨年の入札中止で新校舎の開校を一年延期。しかし、今月に予定していた入札も中止となり、来月再び入札することになった。市教委などは「これ以上開校時期を延ばせない」と気をもむ。 (土門哲雄)
同市は、現在の老朽化した校舎(幸町三)が耐震基準を満たさないことから、旧朝霞第一中学跡地(幸町一)に新校舎の建設を計画している。同校の児童は現第四小の校庭にあるプレハブの仮校舎で授業を受けている。
市は昨年四月に一般競争入札を告示したが、JV(共同企業体)一組しか参加がなく中止。五月に再び告示したところJV二組が応募したが、一組が辞退して再び入札中止になり、二〇〇九年四月に予定していた新校舎の開校を一年後に延期した。
市は今年も四月に入札を告示したが、JV一組しか参加がなかったため、今月九日に入札を中止。会社の規模や実績を表す数値などの参加資格を緩めて十三日に再び入札を告示した。設計金額は二十億九千万円(税抜き)で六月五日開札予定。工事期間は一〇年二月一日までとしているが、今後も入札中止が続くとさらに開校時期がずれこむ可能性もある。
入札中止が続く背景には、相次ぐ談合事件などで多くのゼネコンが指名停止となったことや、入札参加資格が厳しかったことなどのほか、建築資材の高騰などの要因があるとみられる。
市入札契約室は「再び中止になれば、指名委員会で条件を見直して入札を繰り返すことになると思う」としており、市教委からは「仮校舎の状態が続いており、これ以上延期できない。最悪の事態は避けなければ」と心配する声が上がる。
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