5/27 やはり有楽町線直通電車が激減する
東京メトロが、6月14日以降の有楽町線・副都心線のダイヤを発表している。これまで有楽町線直通電車を利用していた人にはかなり厳しいダイヤになりそうだ。
全体として和光市発の電車は増える(1時間あたり10本→14本)が、うち8本は渋谷行きなので、有楽町線利用者は、6本に減便となる。
東上線からの直通電車の本数では、1時間に6本のままだが、うち4本が副都心線渋谷行になるので、有楽町線への直通電車は、今の4本→2本に激減する。
ラッシュ時、東上線から有楽町線方面への直通電車は、和光市発7時台で3本、8時台で5本、20分以上来ないこともある。これまた激減である。
20年間も有楽町や銀座へ1本と言って不動産を売りまくった不動産屋に協力したり、あるいは自らが地主として丸儲けしたこのあたりの自治体議員たちは、こうした不利益変更を放置しておくのだろうか。東武鉄道や東京メトロに抗議してほしい。大家としての責任だろう。
夜9時過ぎの10分空くダイヤも今のまま。あの深夜の猛烈混雑と遅延の発生は、解消されないのではないか。
副都心線からは急行あり、何ありで便利のようだが、新宿や渋谷に行くのに地下鉄をわざわざ使うか微妙。
それから、時刻表のいらない東上線のきれいなパターンダイヤは崩れるような予感。今の西武線のようにいちいち駅すぱあとやら、何やらで調べなくては、ロスタイムが発生するようになるかも。東京メトロの時刻表は間隔が不均等である。
●これまでの有楽町線利用客に不便を強いるなら、東上線と有楽町線と共通運賃、共通定期券を創設してほしい。ルートが固定されるのに本数が減らされるのではたまらない。
●有楽町線で帰宅。和光市止まりだったので、和光市で東上線の接続電車を待っていると、すぐまた和光市止まりの電車がやってきて、和光市からひどい混雑。そして遅延。複々線をちゃんと使わずに間引き運転する東武鉄道にいらだつ。
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コメント
想定の範囲を一歩も出ないダイヤを組んできましたね。
また近いうちに抗議ですね。
投稿: takeyan | 2008.05.28 02:18
ラッシュ時、東上線から有楽町線方面への直通電車ですが、現行は7時台5本、8時台5本(7:20,26,34,45,55,8:05,22,32,40,53)、副都心線開通後も7時台5本、8時台5本(7:04,09,25,48,53,8:04,09,20,33,44)で変わらないのではないでしょうか。偏りはありますが。
個人的には副都心線の列車の半分以上が8両編成であることが許容できないです。東横線の普通列車停車駅が8両編成しか対応しないという大義名分はあるのでしょうが、それを利用している感もあります。あと、帰宅時間帯に渋谷から志木以遠に直通する列車がほとんどない(18時台2本、19時台2本、21時台2本)というのは少し驚きました。「渋谷に直通」という言葉にのせられた人たちはあてがはずれたと思っているのではないでしょうか。
投稿: Tenty | 2008.05.28 20:58
>>takeyanさま
沿線住民・利用者が声をあげていくことが大切ですね。
>>tentyさま
いつも愛読させていただいたいます。
8両編成化の問題、動き出してみないとわかりませんが、あんまりいいことではないように思います。
東武本線の半蔵門線乗り入れ用の電車が、反対側に乗り入れる田園都市線の輸送力に対応できないということで、東急の要請で買って間もない数年を別の新車に入れ替えさせられたことがあったようですね。
にもかかわらず、逆の場合は、東武が我慢させられている、何か変な感じがしています。
確かに夕方以降のダイヤでは、朝と打って変わって副都心線からの直通電車は少ないみたいですね。
いろいろ、建て付けの悪い新ダイヤになりそうです。早急な再改正を求めたいのですが、どこに言えばいいんでしょうかね。
投稿: 管理人 | 2008.06.01 01:06