5/12 与党多数の市議会、市長提案を否決
今日の臨時市議会で、与党が安定多数の市議会で、市長提案の議案が否決された。
【速報】5/12朝霞臨時市議会 執行部条例案を否決!
12日、朝霞臨時市議会に国に提出する朝霞市基地跡地利用計画書を議決案件にするための条例案が市執行部から、提案されたが条文に「議決したこの日限りで効力を失う」との失効規定を巡って紛糾。
法的にも問題との小山香市議らの指摘により、修正案が提出されたが否決。市執行部提案の条例案も否決された。
全く意味不明の事態である。野党の小山市議の修正案が否決されるのはいつもの通りだが、市長提案が否決されるのも異例。
しかし深読みすると、朝霞市基地跡地利用計画書を議決案件にする条例案が否決されたということは、議決案件にしなくてもよいということになるわけだ。もし可決されたとしても「その日限りで効力を失う」ということで議会の意思決定は翌日から無意味になり、否決されても「議決案件ではない」という判断になり、どちらも市長を利する、程度の低い政治工作議案であった可能性が高い。
事実、市長出身会派の流れをくみ、民主党系の明政会・須田議員は「市長の執行権なので議決はいらない」などと、責任放棄の演説を行ったようだ。市民の関心が高く、自信も支援者と相談して対応を決めたいと言っているような議案に対して、このような責任放棄を行うとはびっくりである。
まぁ、議会が基地跡地利用に関して責任放棄したことは間違いなく、議長・副議長が市長に全権を与えたと公言しているらしく、ほんとうに市議会なんているのだろうかと思うことだった。
●埼玉新聞の記者が呆れた顔して去ったという目撃証言もある。
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