4/16 貴島正道さんが往く
森田実さんの講演を聴く。
とりあえず民主党がよりましで応援しておけ、という話とともに、しかし民主党も、という話の中で、アメリカ政府や議会で働いてきた民主党の国会議員や候補者は工作員のおそれありという話は笑った。
日本政府に置き換えるとよくわかる。外国人を政府が雇うことはは稀で、それなりの利用価値があって、雇うことに意味がないと、嘱託ですら入り込めないはずである。
●往年の社会党構造改革派(といっても小泉さんのではなく、イタリア共産党の改革理論の応用した派。のちに江田派)の理論的指導者で、菅直人さんの後援会長であった、貴島正道さんが亡くなったという報せを受ける。学生時代に東京にいたらいろいろお話を聴くことができたのかなぁと思ったりする。数年前、友人の送別会でお会いしたが、疲れが出ている雰囲気だったので、自己紹介だけして話できずにいた。
10年前、安東仁兵衛さんという社会党構造改革派の指導者が亡くなっている。歴史の一翼を担い、戦後はGHQの一部に大きく期待された社会党の証人が少しずついなくなっている。
江田派の理論家で生き残っているのは、あとは加藤宣幸さんぐらいか。
●森田さんの話を聞きにいく途中の、WINS立川の近くのラーメン屋に入ると、雰囲気が異様。カウンターが一人ずつ仕切られている。まるで選挙での電話作戦で使うブースのようで、重苦しい気持ちになる。さらには、カウンターの向こう側も壁があって、すだれが下がっている。ラーメンはすだれが上がって、顔も見えない店員が、ぬっと出してくる。まるで馬のえさやり。ラーメン自体がうまいかまずいか、そんなことよりも、雰囲気に飲まれて、すごく気分がふさぎこんだ。びっくり。
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