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2008.04.11

4/11 色別の時刻表の落とし穴

阪急電鉄の駅に掲示されている時刻表が、色盲の人には読めないと、人権救済を申し立てたという。よくやっていただいたと思う。

それで思い出したのが東上線の駅で配っている時刻表。白黒の縮小コピーで手帳に貼り付けたら、急行も準急もわからなくなった。
それから駅に掲示されている時刻表。準急が濃紺で、各停が黒。透明プラスチックの掲示板のカバーの下に入るとどちらがどちらだかわからなくなっている。

客商売なのに、色盲とか見る人の立場とか、そんなことは考えなかったんだろうなぁ。新車買って騒いでいるのもいいけど、誰でも間違いなく使える、基本にたちかえった公共交通にしてほしい。

時刻表に改善求め、人権救済申し立て…色覚障害の弁護士
 阪急電鉄(大阪市)の時刻表の赤色と緑色を用いた時刻表示は、色覚障害者には識別困難として、色覚障害を持つ京都弁護士会の白浜徹朗弁護士(48)が11日、京都地方法務局に人権救済を申し立てた。

 申立書によると、阪急の時刻表では特急を赤、準急を緑の四角で表し、中に白抜き数字で時刻を表示しているが、色覚障害者は両者を区別できないと指摘。早期改善に向けた話し合いの仲介を、同法務局に求めている。

 白浜弁護士は3月、阪急に改善を申し入れたが、確約されなかったと主張、「色覚障害者のバリアフリーを考える契機にしたい」と話し、阪急電鉄広報部は「当事者の意向を確認した上で、具体的な改善策を検討したい」としている。

(2008年4月11日19時56分 読売新聞)

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