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2008.03.23

3/22 マンション管理組合・要注意

国交省が、マンション管理を理事会が責任をもってやる方法から、企業などに全面委託することを可能とする法改正をする。このままではとても危険な改革だと思う。

現在でもマンション管理会社が、管理組合の財産を押さえてしまったり、管理組合の役員を「客」としていいように議論をリードして、管理組合財産を自社の系列会社に使いたいだけ使ってしまう事例も多い。

今度は、その管理権限を住民から手放させることを可能にしてしまうのだ。マンションの財産としての権利はどこに行ってしまうのだろうか。

一方で、高齢者ばかりのマンションが増えることも、公団を中心に避けられない事態になっていて、何とかしなくてはならないということもあるが、国交省のやることだ、眉につばつけて考えた方がいい。自己防衛しない管理組合には、デベロッパーの系列管理会社がいいように管理組合の財産を食い物にする業界体質にメスを入れるつもりなど国交省にあるわけがない。

また、国交省は築30年以上のマンションを老朽化と行って、建て替えを煽るような課題設定を行っているが、冗談ではない。きちんと管理すれば築70年は使えるし、多少管理が雑でも50年以上は維持できる。地下鉄、高架橋、日比谷公会堂、九段会館、国会議事堂、大蔵省、こうした建物が築30年の段階で取り壊して作り直すなんて話はないし、マンションより過酷な環境にある地下鉄のトンネルを作り直すなんて話はない。

築30年以上を老朽化と設定して、建て替えを煽り、建設業界とおいしい汁を吸おうというのが国交省の戦略か。そのためにマンション管理組合のブレーキを緩めて、デベロッパー主導の住宅開発をできる道を開きたい、そんな考えが見え隠れする。

だからこそ、管理会社にきちんとチェック機能を働かせることができる自立した管理組合を育てていかなくてはならない。朝霞市もマンション業者の言われるまま建築許可を出す前に、そうしたマンションがたくさん建った後の社会的な課題も考えておかなくてはならないのではないか。

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3/22 精神修養であることを要求される子育て

家族が友人と会ってきた。世田谷区の高級住宅地に隣接するK市の保育事情についてひどい話を聞いてきた。

ここの市の市立保育園は、毎日、子供服を1人5着、靴3足、エプロン3枚、タオル3枚、布おむつ10枚、毎日持参、持ち帰りさせられる(常時ストックがあればいいというものではないようだ)、その服にはペンで直接名前を記入してはいけなくて、名札を指定の場所に縫いつけなくてはいけないというらしい。パーカー、ロンパースは禁止。そして子どもは一日中着替えばっかりやっているようだ。
緊急連絡先は市民じゃなければダメだったり(これは地主の子優先と言っているに等しい!)、とにかく親につきつけられる要求は、課題であり苦行に近い。とにかく、1日も早く仕事を辞めて、保育園なんか来ない方がいい、と要求されているようなものだ。
保育園に預ける子どもはかわいそう、親の愛情をそうしたところで示せというメッセージなのだろうが、暖かい家庭であるはずの専業主婦がここまでのことをしているのか、とも思う。また、保育者と保護者がお互いに苦行合戦をしている保育所なんて、何か歪んでいるとしか思えない。こんなこと強要して保育者は親を育てているという自己満足なんだろうけど、保護者は、ここにしか預けるところがないという中での我慢比べでしかない。職場で保育事情なんか無関係に仕事を押しつけられる中で、ポッキリ親が折れてしまうのは時間の問題である。
子どもにいることによる職業人生の挫折。公的機関がつまらないことに拘ることで、家庭が滅茶苦茶にされている。こんな援助論が児童福祉の教育でされているとは思えず、職場慣習の悪弊でしかない。

さらにHPで確認したら、1歳になるまで、8時30分~17時までしか預けられない。子育てしている親は10時から15時までしか働けない。失業せよという宣告である。びっくり。

これが共産党の市長まで出しておきながら、こんな悪弊が残っているとはびっくりだ。

夜大阪の自治体議員と意見交換をしたが、その中でこの話をしたら、大阪では考えられない話だ、とびっくりされた。首都圏の保育園ような、親に対する修行的な義務を課せられることが大なり小なりあることは考えられないらしい。スタッフの数では東京より大阪の方が厳しいから、保育園をまわしていくための事情ではなく、単なる悪習悪弊なんだということらしい。

●本田由紀「家庭教育の隘路」を家族が読んでいて、横取りして読む。本書のなかでの家庭教育を強調する言説への皮肉や、論理的批判に笑ってしまう。

20世紀末から、家庭教育が強調されてきたのは、小泉構造改革のような競争至上主義的な経済運営をすれば、労組や業界団体、地域社会のなどの中間組織が弱体化し、利己主義や個人主義を助長するため、伝統や規範、道徳などの再強化が奨励されることにあるという。

学者はこう書くが、実際に家庭教育を押しつけられる側から見ると、家庭教育を強調する運動をやっている人たちは、エコノミックアニマルそのままで、欲望に付け入る商売をやっていたり、自ら欲望に溺れるようなことをしていながら、国・自治体の教育や子ども関連の審議会や地域団体などに首を突っ込んで、親のモラル、子どもの社会性の低下を嘆き、早寝早起き朝ご飯運動や親育て運動などを推進しているということの矛盾のなさがこれを表している。
そしてこれが、金持ちの多く住むところになると、受験教育の早期化や、教育パパの誕生などという現象に現れ、金持ちが少ない(DQN多発地帯というべき)ところでは、親育ての奨励、親のモラル低下の告発活動、早寝早起き朝ご飯、長田百合子の流行、ニートビジネスなどという現象に現れてくる。

家庭教育なんかやってなくて、なんとなく地域やクラスメートの紐帯の中にころがしていくと、大半の子どもは教師が期待するような結果にはならなくとも適当にうまく育った時代の方がまともだったんじゃないかと私は思う。子どもがニートになるんじゃないか、変質者になるんじゃないか、フリーターになるんじゃないかと脅かされて、ビクビクさせられながら、教育ママ化、教育パパ化させられるのはご免だと思う。

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3/22 小佐々守さんの命

7年前に栃木県鹿沼市のごみ政策の担当課長小佐々守さんが暴力団組員に殺害された事件があった。
当時、組合ルートからも行方不明の捜索協力があって、機関紙に掲載したのでよく覚えている。結果は、いなくなったその日に殺害されていて、ほんとうに悲しい事件だったと思う。

その栃木県鹿沼市で、昨年12月に、公共工事のトラブル仲裁と新たな仕事の配分をめぐって、市長と市議会議長と元県議会議長、商工会議所会頭、暴力団5人が会合していた、という事件が出てきた。呆れるばかりである。

市長は、市長選前の誹謗中傷と逃げ回っている。元県議会議長は、市長は市職員を守る責務がある、組員も市民だ、などと詭弁を弄している。暴力団との不適切な関係を正そうとした職員が殺された自治体の責任者が、開き直ることかね、と思う。殉職とも言える小佐々さんの命は何だったのかと思う。

政治と公共工事にまとわりつく不透明な人間関係がまたも出てきたような事件である。
説明のつかない公共工事は、背後に怪しい何かがあると考えた方がいい。

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2008.03.21

3/21 朝霞市で進むお友だち市政運営

市議会の総務常任委員会の傍聴メモが手に入る。

総合振興計画の協働指針をまとめるメンバーの人選が問題になる。

どうもこの委員会、塩味市政のもとで推進されてきた、市(行政)の審議会・委員会の市民参加のあり方を変えるものになるようだ。これまで市の審議会・委員会で一般市民参加枠が、これまで市民運動で市に厳しい意見を言う人が市の枠の中に参加して、市政の細部細部に議会以上の厳しいチェック機能を果たしてきたのではないかと思うが、それをやめさせようということになるんじゃないか。富岡市長になってから、市民参加色の強い委員会での市職員の非協力的な姿勢を強く感じる。庁内委員会との協働がうたわれても、庁内委員会と交流したことなんかほとんどない委員会もある。そうした委員会に積極的に関わるとろくなことはない、という雰囲気も感じる。市職員の姿勢もなんだか唇寒しという感じだ。昨年の人事異動で塩味色の強い市職員が大量に左遷されたといううわさ話がある。

市のコントロールのきかない人の市民参加が嫌いな現市長とその側近のもと、ろくな改革になるとは思えない予感がする。今の原則情報公開、原則市民参加(しかし物理的に課題があるからこの程度で我慢して)を基本とする意思決定の考え方に何を改める必要があるのか、疑問だ。もっと今のやり方を拡大していくしかないんじゃないかと思う。

市議会では、田辺市議が、その協働指針をまとめるメンバーが、自治会(旧町内会)連合会、NPO、JC、子供会、社協と一般市民公募2人で決まったことを、田辺市議が問題にした。まず市民参加の枠が少ないということ。
次に、この5団体は市に異議申し立てできない団体ばかりではないかという疑義。そして、アドバイザーの学識経験者の選考過程の基準に疑義を示す。

私も、この団体名を見たときに、これまで市の運営に当事者団体として深刻な疑義を呈したことを見たことがない(市のいろいろな委員会の議事録を見ても)。行政がよきにはからえ、というスタンスで、何もしゃべらないか、市のやり方に疑義を呈する他の委員を抑える役割を果たしてきたところしか確認していない。
この中では、とりわけJCが違和感がある。他の社協、子供会、町内会はいろいろあるにしてもそれなりに公的性格が強い。JCは市の事業を担っているとかいうことはなく、むしろ市にあれやれこれやれ、政治力を背景に要求している団体である。最近は、イデオロギー活動までやっている。そこがあえて選ばれていることに大きな意味があるのだろう。
そもそも行政の計画の妥当性を確認し市民の感覚を取り込むための委員会が、官選の人選であることがおかしいという感覚が答弁に立った土屋審議監にはないらしい。

田辺市議は、市民参加の2人枠は他の市の委員会の市民参加委員と重ならないように人選したということにしているが団体枠は重複しているメンバーになるのではないか、と疑義を呈したところ、団体枠と市民参加枠は違うと土屋審議監は強弁。
団体枠が過半数で、同じメンバーが市とのなれあいでなぁなぁの運営しているから市の委員会はおかしい。私は子育て関係の委員会に参加したことがあるが、団体枠の委員の半分近くが何もしゃべらずに市の提案に唯々諾々としているし、残りの半分は市に異議申し立てをする方がおかしいんだ、というような態度で、一部委員は、陰で「あいつは労組員でアカだ」とか保育園の預け方までけちつけ、いつの時代だと思うような誹謗中傷工作までしていた。

市の政策アドバイザーに公共事業関連の学識経験者を選んでいることには問題が多いと思う。公共事業での市民参加は、昨日、道路特定財源で話題になったように、御用市民運動が動員されたり、ワークショップなどの場面で、工事の意義そのものに疑義を呈する市民に向かって「前向きに議論しましょう」「相手の言っていることを否定しないようにしましょう」という論理で、下品なひとがわあわあ言っているというイメージを作って、無視したり異常な市民であるイメージづくりをしている。そうして行政の暴走を追認して、国や自治体を滅ぼし、後は野となれ山となれのそのおこぼれに一枚噛んできたのが公共工事関連の学識経験者である。

またその後の田辺市議の質問から、お金を払うべきこの学識経験者に助言を市役所はもらっているのにその記録も残していないらしい。何とも怪しい学者と市職員の関係であることから明らかになっている。記録を残さない意見交換はあるとは思うが、そんなことにお金を払うことはまずないだろう。不思議な運営をしている。また4市合併のいきさつから、JC系の意見に近い学者のようである。審議会の委員も関わる学識経験者も市長の応援団で大半が占められている、安倍晋三的なお友だち政治である。

そしてこの学識経験者が、公共施設を建てる名目で建った商業施設のアドバイザーで有名なようだ。基地跡地計画のための脇固めといったところなのだろう。

この街は、市長とその仲良し団体の幹部と一部の市職員がやりたいようにやって税金を食い散らかす状態になってきているのではないか。市役所がどういうことをするのか、十分な監視が必要だと思う。愛郷心を口実にして、黙られてしまってはいけない。

●道路特定財源から官製の市民活動にお金が流れていたという疑惑が出ている。公共工事の市民参加ってどうしてこうも気持ち悪くポジティブなのであろうか。それはお金がもらえるからである。
道路計画を推進しろという女性団体「みちカフェ」のばかばかしさに笑ってしまった。市民活動にあるまじきユニフォーム。あんな金どこから出てくるのか、という疑問がまず湧く。どうして女どうしでそんな団体つくる必要があるのか。そこには国交省・土建屋の市民団体=女という固定観念があるからだろう。さんざんヨイショして利用してきた国交省も、必死になってそのHPの記録を消している。ネット上で検索しても、ファイルがありません、という結果ばかりである。キャッシュで見えてしまうけどもね。

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3/20 市議会を考える

昨年朝霞市議選の前、11月に行ったシンポジウムの続きとして、20日に、新市議会を考えるシンポジウムを開き、司会をした。

基地跡地利用で数々の請願が出され、その扱いをめぐって市議会に関心が高まり、12月に改選された新市議会は傍聴者が絶えない。その中で、朝霞市議会の旧弊とも言える慣習や議事手続きについて、傍聴者と新人議員から議論をしていただいた。

その中で、主権者は誰かということがまったく顧みられてないこと、市民に開かれた場で議論をしたがらないこと、議員どうしの議論が非公式会議である全員協議会ですら行われていないことなどの問題点が挙げられた。

朝霞市の市議会議員の役割は、地域のとりまとめ役、つまり町内会政治部としての地方議員から、本来的な議論をする議会に変化が求められているのではないかと思った。それと、変化を求める側が市議にチャレンジする数が少なかったという問題提起もあった。

参加名簿にも書かずに資料を持っていかれる方がいて、何だったんだろうと思った。

終了後、関心の高いメンバーに残ってもらい、この2回のシンポジウムを今後も定例化し、会の運営も組織化していくことを提案して受け入れられた。

次回は4月下旬から5月。残った参加者と地方財政の講座をやりたいということになり、講師の検討に入る。

予想外の雨で、参加者が思ったより少なかったのが残念だったが、よく来ていただいた方に感謝です。雨になるとこうなるのは、公共施設の近くにバス路線がないこの町の弱みだと思う。それでもまったく新しい参加者も割合として多くて、それがうれしい。何とかしなければという市民の存在が底流にあると思う。

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3/20 私鉄業界は子育てしている人は招かざる客のようです

ベビーカーのマナー向上だって・・・。安全確保対策ならわかりますが。マナーなんですかねぇ。

http://www.tobu.co.jp/file/1561/080319.pdf
(民鉄協会)

子どもを抱えた人が乗りやすい電車を開発してください。最近の新車には、子どもがつかまれるような高さに、子どもがつかまれるようなかたちになっている手すりが全くありません(東武もメトロも日立製のチープな新車のことです)。昔より不親切です。

夕方のラッシュ時間、混雑に相応するだけの本数の電車を動かしてください。それだけで子どもの安全は守られます。

保線の技術を上げて、意味のない揺れが起きないような保線工事をやってください。

沿線開発して系列不動産屋が儲けたいなら、きちんと保育所を整備してください。私鉄各社は電車で保育園通園しなければならないような沿線であることを知ってください。

余計なことですが、車いすも畳んで乗れというのでしょうかね。

民鉄協会のことを聞いていると、私鉄にとって子育てしている人は招かれざる客のようです。

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2008.03.19

3/19 民主党はそろそろ落としどころを探れ

福田首相がガソリン税の全額一般財源化に踏み込んだようだ。あとは道路計画の見直しをきちんとかちとれば民主党は政府案に歩み寄るべきだろう。

ガソリン税の暫定税率にこだわっているのだろうが、どうせ検討される消費税の増税。ガソリン税が下がって、消費税が上がるなんてとんちんかんな結果になるようなことを民主党がやってしまっては笑われるだろう。ガソリンの価格を25円下げるのは、為替か石油価格そのものを何とかすることを考えた方がいい。逆に、今日の石油高はそれを我慢しても石油が欲しい需要があるからだ。
ガソリン税を下げたところで、下げる前までの値段は日本人が我慢できる石油価格だということになっている。投機取引の影響で需給バランスが異常な価格になっているのだから(元の値段まで下がるとは思わないが投機だからいつかバブル崩壊すると思う)、先進国がマイカーもテレビもコンピューターも禁欲して、石油を使わない先進国同盟でも作らない限り、ガソリン税を下げて需要を刺激したら、その分足下を見て価格は上がる。下げたガソリン税がアラブの産油国の金持ちや石油利権に吸い上げられるだけである。
本来、国債償還金や医療や福祉、百歩譲って道路建設に流れるべきお金が、アラブの働きもしない金持ちの道楽息子と、そいつらがばらまくテロ資金に消えるだけである。

一般財源化して節約できた分は、ただ返すのではなく、病院医、看護士、介護士の待遇改善や待機児童ゼロ作戦か、国や自治体の借金の返済に使ってもらいたいと思う。

●チベット議連の幹部をやっている民主党議員のメルマガが届く。
中国による人権弾圧を非難し(それはそうだと思う)、チベットに人権を回復、などと書いている。言いたいことはその通りだと思うが、こういうことを言うときには、中国憎しのために、あまりにももともとあったチベットを美化していないだろうか。
人権を回復というが、中国が侵攻・占領するまでのチベットに人権なんてあったのだろうか。
戦中から終戦を知るまで、特務機関の職員として、モンゴルから新彊、青海を経てチベットに入った木村肥佐夫は著書の「チベット潜行十年」で、チベット政府の腐敗堕落ぶりを目撃している。民衆を容赦なく殴りながら政府高官とそのとりまきが歩く話や、人権も法治もない政府の取締の様子なども書かれていた。そんなチベット政府の守旧派に対抗して、開明派が中国と結びついて政府転覆の工作をしている噂なども記録している。
信仰心厚く道徳的であるような印象もあるが、貧しく苛烈な封建社会である様子と、僧侶が読経しているふりしていつしか猥談を朗々と読み上げている話など、さらにさかのぼって明治期に潜入した河口慧海師が書いている。
紛争の加害者を非難するあまりに、被害者を美化しすぎると、後々の対応を誤ることになるだろう。

もちろん、中国政府が苛烈な弾圧をしているのも憤るし、治安は回復されたと映ってくる画像が中華民族しか映っていないことや、襲撃されているのが中華街であることを見ると、中国もずいぶん無神経な対応をしてきたんだなぁという感じがしている。

一番情けないのが、チベットを脱出した日本人。中国政府から口封じされたということでインタビューを拒否している。再訪問ができないとかいろいろ事情はあるのだろうけど、なんだかチベットなんてワイルドなところに行く割に、政治権力にやすやすと口封じをされているなんて情けないなぁ、なんて思う。まぁ、どおでもいいことです。

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2008.03.18

3/18 人間を商売道具にする社会

●堤未果「貧困大国アメリカ」を読む。宮内義彦&八代尚宏の理想社会の地獄絵巻である。
一度転落すると、病院を入口に、医療費のツケから、金融業に隷属して、人材派遣業に半ば人身売買しなければ生きられない社会をルポルタージュ。国家がファストフードに委託して配給するデブ食に依存して生きる人が3000万人。産院で子どもを産湯に浸けてもらっただけで9万円取られる社会。派遣会社に年収650万円の仕事をちらつかされて応じたら丸腰でイラクの戦場で仕事しながら、劣化ウラン弾の放射能で汚染された水を飲む生活。規制緩和&民営化の言葉の裏に、利権まみれの民営化ビジネス。

規制改革会議の甘言に弄されると20年後の日本はこうなる、という見本が書いてある。取材力や問題提起力はすばらしいし、アメリカ社会のとんでもなさが、リアルな表現と適切な言葉選びで紹介されていて、ぐっと実感できる。
しかし、まとめが憲法九条だの環境だの無駄遣いしない社会だの、なんかがっくり。それともっと知らなくてはならないのです、という啓蒙思想。
そういう楽観的な価値提起をする人は、きっと足立区や板橋区やその先にあるようなところに住んだことがないんだろうなぁ。啓蒙なんかされなくても、ひどい扱いをされない社会をつくることが本当は大事なんだと思うけども。貧困ってもっとリアルかつ普遍的な課題だろうに。

●岡本太郎「明日の神話」が渋谷に飾られる。人にいっぱい見てもらいたいという岡本太郎の精神からだと。そんなので東京に決まるんなら、ほんとうにばかばかしい話だ。東急資本が動いたんじゃないかなぁ。絵画や演劇が東急沿線とその延長線上にばかり集中するのはどうかと思う。絵の主題から言えば、広島市にもっていくべきだと思う。

●尼崎市役所の住民票入力オペレーターである派遣労働者のストライキに対してメッセージを書く続きに本文)。

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2008.03.17

3/17 連日のNHKの冷凍食品バッシング

NHKの冷凍食品批判がひどい。中国産冷凍食品で有機リン系毒物が発見したことで、家庭から冷凍食品を使わないようになってきている、という報道がされた後、冷凍食品の何が危険か、一切、根拠を示さず、使う今どきの家庭や母親が悪いという非難を続けていた。5分以上も。とり憑かれた表情の文化人が、普通の家庭の食事がおかしくなっていると力説していて恐かった。

この報道、いくつかの点で問題があると思う。

まず、冷凍食品がどうして危険なのか、根拠を示さず、有機リン系の毒物混入事件のイメージを利用して、冷凍食品というのは危険なんだ、という無批判の前提で話を進めていることである。冷凍食品じゃなければ問題ないのだろうか。比較的安全ではあろうと思うが、国産の素材から作っているから安全なんてこともあり得ない。産地偽装だって本当のところは止められない。かつての三一新書が示したぐらいの根拠を示してくれないと、イメージ操作のそしりを受けても仕方がない。

次に、冷凍食品なんか使っている親は、という料理もしないような人がしがちなイメージ批判を利用して、モラルを強要するような内容であることだ。冷凍食品を使わない母親は立派で、家族のことを考えて、使う母親は家族が死んでも構わないと思っている、というような設定で議論をスタートしている。

そして、最後にこの責任の全てを「母親」という性的役割分業の言葉で母親におしつけていることである。母親だけが冷凍食品にまつわる問題をブロックしなければならないのだろうか。夫や子ども、売りつけている販売業者、製造業者、家族のおかれた社会的背景、そんなことを一切無視して、冷凍食品を食べさせる母親が悪い、というキャンペーンである。食べ物だけ改善したところで、今日の家族がどうなるものではない。それが生活している実感である。

冷凍食品を使うことがモラル的な問題があるというなら、NHKの社員はどうなんだと言いたい。食育キャンペーンなんてやっているけど、朝から晩まで仕事ばっかりして、面倒くさい素材からの料理なんかしているのか、と思う。比較的時間の調整がつく私でも、半製品や総菜店などで買ういわゆる「中食」抜きに、おむつ替えからお風呂、掃除までこなしきれない。冷凍庫には、かつお節(けずってあるもの)やズブロッカ、肉の貯蔵でめいっぱいで、冷凍食品は趣味じゃないから使わないけれども、そうした印象によりかかったバッシングみたいな言い方は気分が悪い。

だいいちこの手のことを言う人間はすぐ日本人の食事はそもそも、という話をしたがるが、江戸時代、江戸の町民は男が多かったり、炊事場が火災の原因になると規制されていたりで、家庭料理なんて限られた人しかしていない。東南アジアの都市のように、朝から晩まで外食産業が備わっていた。武家や商家では従業員一同食べる、ちょっとした社員食堂のような食事で、これまた家庭料理のイメージとは違う。薩長明治維新モデルを基本にして今はなっていない、という議論の建て方は、いい加減やめてもらいたいものだ。

食品の安全性から言えば、危ない食品より素性のわかる食品を食べられるに超したことはない。そのために消費者が努力するにこしたことはない。そうした消費者のニーズのために努力している生産業者や流通業者、生協があることも知っている。しかし、それでもたまに生産者や流通業者による産地偽装や成分偽装に巻き込まれたりしてお詫びの文書をもらったりしている。一方で、動物的な感覚が人間にはなくなって、危険物質が入っている食べ物をかぎ分けることもできなくなっている。

冷凍食品を食べさせる母親だからダメとか、いいとか、そういう議論が成り立つ前提そのものが壊れているのに、何を寝ぼけたキャンペーン張っているんだろうと思った。安倍晋三的なムードが、家族を大切にしようとか食育という誰もが反論できないような言葉の影にそっと差し込まれていることに非常に気分が悪い思いをしている。

●先週のSPAの巻頭で内田樹が、出されたものを食べられる感覚を養え、というコラムを書いていた。出されたものが食べられるものなのか、うまいのか、そんなことも考えずに、●●産だから、●●生協だから、賞味期限内だから、と無感覚に食べていることが問題なんじゃないかということ。味音痴な私が紹介するのもなんだが。

●パソコン復活。破壊された液晶を直してもらったついでに、壊れていたキーボード、USBポート1ヵ所、調子の悪かった排熱のファンまで直してもらって、新品感覚。ちょっとお金がかかったけども、清々しい気持ちである。事故後のメーカーの相談体制も良かった。某民間企業系電話会社のときと大違い。

●したがって溜まっている仕事しなければ・・・。

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2008.03.10

3/9 尼崎市役所の派遣労働者が無期限ストに突入

少年破壊工作員にパソコンの画面を割られる。リモコン挟まれて、上に乗っかられた。ふろしき残業に不可欠であり、そうした面からも大損害である。

●兵庫県尼崎市役所の住民票入力オペレーターの派遣労働者が無期限ストライキに突入した。そのことの取材含めて出張に出る。

今回のストライキは、 尼崎市役所の住民票入力オペレーター5人が、かねてより待遇改善を求めて交渉をしてきた中で、2008年2月18日市長の指示で次年度の入力業務は一般競争入札で決めることを通告し交渉を打ち切ってきたために発生。尼崎市に拠点をおく地域労組・武庫川ユニオンの組合員5人が争議権にもとづく無期限ストに突入した。
 一般競争入札となれば、安い業者に落札される。使うコンピューターは市のもの、勤務人数は固定、そうした中で価格だけで派遣業者が決められれば、人件費を叩いている業者が落札することになる。派遣業者に雇用責任が義務付けられていないもとでは、現在働いているオペレーターは失職する。

 現在、オペレーターの所属する武庫川ユニオンの支援のもと、5人は庁舎に隣接した橘公園でテントを設営し、抗議の座り込みを続けている。
 支援者や各団体には、スト支援カンパと、抗議文を尼崎市長に送るよう要請している。

 昨年は、偽装請負であることを市役所が兵庫労働局に指摘され、改善指導を受けている。そして今年は、民間労働者に対する発注者責任逃れ。場合によっては不当労働行為になりかねない話でもある。

 問題は、こうしたことを行政改革の文脈だけで指揮している白井文市長である。左派が担ぎ出した改革派市長である。左派に支えられながらも、年収150万円の労働者がクビを切られていくことがどのようなことか、適切な想像力を働かせることができなかったことに、深刻な事態があると思う。

 もちろん財政問題は片付けなくてはならないことである。しかし住民票入力という自治体にとって欠くべからざる業務を時給1000円前後でやってくれる労働力をぎりぎり詰めていったい何が生まれてくるのだろうか。当事者の話を聞けば、法律的知識、守秘義務、正規の公務員以上の厳格さを求められる業務だという。報いてほしいものだが、せめて人件費ダンピングにつながることが見え見えのことにGOサインを出さないように、祈るばかりである。

 自治体はさまさまな業務を民間業者に委託している。その中には、偽装請負につながりかねない問題や、ワーキングプアを作り出している現実がある。自治体の委託する事業は、公共事業以外は、労働集約型の業務が多く、発注費の抑制が人件費のダンピングに簡単につながりやすい構造にある。自治体が発注者責任が問われることはなく涼しい顔をしているのはどうなのだろうか。
また、ストライキということから、労働基本権の問題も出てくる。そのことの議論にも一石を投じることになるのではないか。

 また、派遣労働力が、波動的な労働需要ではなく、常時必要な労働力に使われながら、一方で雇用主責任が明確ではない現状の問題点もまた浮かび上がっている。

※故障しているパソコンで打っているので、うまく書けないでいます。後日修正してアップします。

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2008.03.04

3/3 心配な財政

●朝一番で自治体財政健全化法の勉強会。毎夜遅くまでその対策に取り組んでいる同僚に講師を頼んだ。問題のカギがよくわかる解説だった。
極端に財政事情が悪いまちはともかく、最近悪くなっている自治体は、1993年以降の過剰な施設への投資が仇になり、最初の地方債の償還期にあたる2003年ぐらいから、最盛期の4分の1程度の公共投資しかできないほど財政が悪化している。
朝霞市は公共投資をうまく避けてきたが、来年から基地跡地で過剰投資を始める。2017年ぐらいからほとんど何もできなくなるのではないかと思う。その頃には、道路の修理を町内会がやらされるかも知れない。先行きについて今度時間があったら試算してみようと思う。その頃、富岡市長は63歳。
民間もわずか1社が次から次にマンションを建て続けている。少子化で人口が増えていないし、バブル崩壊で思い切り安くマンションを大量に提供できたことで人口増を続けてきた朝霞市だが、景気回復とともに住宅価格が上がり、かといって人気路線の沿線のような魅力もなく、バブル時のように人口が増えなくなる。そうしたときに、次から次にマンションを建て続けてきた業者が経営を維持するのは何らかのリストラが必要になる。
朝霞市全体で、官も民もはこもの作りまくった結果として、財政破綻が起こるわ、マンションの投げ売りが始まるわ、偉いことにになる。これを回避するためには、住むことに対する安心感の高い地域社会を作るしかないが、福祉や教育に理解がなく、人間の多様性に理解の薄い市役所のままでは、難しいんじゃないかと思う。

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2008.03.03

3/3 早く大人扱いしてあげよ

早川代議士、ブログでいいこと言う。

貴方たちはまだ大人じゃないという

世の大人の女の人が18歳をおとなとみなしたくないと回答しているとことに正直にとまどっている。当の若者たちが大人じゃないと言われていることにどう思うか、としめくくっている。

少年犯罪の観点から、18歳や19歳を子どもとみるのか大人と見るのかで議論になることが多いが、そもそもその年齢をおとなとみようとするのか、子どもとみようとするのか、きちんと議論したことはないだろう。器が人を作るようなところもあるし、今の日本の医療・衛生事情を維持できなければ、平均年齢は簡単に60歳代に下がる可能性もあるわけで、あまり長い間、人間を子ども扱いするのはどうかと思う。

当然、大学で勉強する権利とかあると思うが、なるべく早く就労させて、就労の中から勉強する価値を見つけて大学に行った方がいいと思う。まじめに受験勉強して大学に入った人より、中高でドロップアウトして、社会人から大学に参入した友人の方がほんとうに良く勉強するし本も読む。勉強するところの勘所も、ゼミなどでの議論する意味の大切さもよくわかっている。少数派だからかも知れないが。

早川代議士は、とんでもなく復古的なことを言ったり、自民党町村派的な価値観が強いところもあってそれは早く転向してもらいたいと思っているが、民法に関する議論や、人生の多様性に関する議論を見ていると、官僚や弁護士、そして上田氏が転出するまで絶望的な選挙区事情の中で我慢していろいろな社会を見てきている良さもあると思う。先日の暴走ブログでは批判してしまったが、今日のブログはよかったと思う。

●愛読しているブログでびっくり仰天情報。
思考維持装置 ■[政治]山口2区補選で自民党が山本繁太郎氏を擁立へ
参考に毎週チェックしている総会屋さん論談のHPにリンクが貼られて、しゃぶしゃぶ屋さんの常連として名前が出ている。さらにgoogleで調べたら、国土交通省にいた頃には、マンション耐震強度事件でいろいろあったようだし、道路公団の民営化では、小泉・竹中・猪瀬とつるんで藤井総裁を追い落とす側にいたという。いろいろある人らしい。それでよく立候補したと思う。その勇気だけはほめたい。立候補する権利は行使できるから。
しかし、やっぱり平岡秀夫さんにはがんばってもらいたい。

●反捕鯨で踊らされているオーストラリア人の環境団体が、日本の捕鯨船をジャックし、暴行を働く。環境運動が主観的な要素に支えられているいい事例である。今日、捕鯨の全面禁止に、環境的意味はない。船まで買って働かずに環境運動をやっているヒマ人が、過疎地の捕鯨船の労働者に暴力を働く。なんともひどい話である。
そもそもペリー来航は、当時ランプ用油として使用していた鯨油獲得のための捕鯨船の寄港地を求めてやってきたものだと言われている。彼らはその脂肪だけを取ってあとは棄てていたのである。捕鯨をして資源を枯渇させたのは、日本やノルウェーの責任ではないようなのだ。
捕鯨を禁止する論理は、鯨が絶滅することしか根拠はない。しかしその危機はもうなく、むしろ他の海洋資源の方が危ないと言われている。生き物を殺すことがむごいと言うなら、石油や鉱物から取れたものしか食べるな、と思う。植物だって生き物である。
オーストラリア人の愚行だから冷静に見られるが、電気自動車の利用とか、派手な夜間コンサートで環境問題を訴える芸能人を歓迎することとか、同じ程度の愚行だと思ってよい。

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2008.03.02

3/2 基地跡地の住民投票直接請求署名6500人に

午後、基地跡地利用の計画案について住民投票を求める住民請求署名を、募集しているグループに届ける。
誰でも署名でき、押印のいらない前回の議会請願の署名(このときは30000人が署名し未成年者や市外の人も含む)とは異なり、今回は議会に対する直接請求であるため、有権者登録されている人の自署押印入りの署名でないと有効ではないという高いハードルにもかかわらず、6500余りの署名が集まったという。必要数が2000、目標数が5000なので快挙である。

後は議会がこの署名をどう受け止めてどう判断するか、ということになる。

●署名集めした知人に出会う。昼間いない私と違い、100人以上の署名を集めたという。
その方は、議会傍聴もしていて、時々その内容を教えてくれるが、基地跡地問題で議会傍聴が増えて、議会がわけのわからない休憩をあまりしなくなったという。市民に見えないところで、議事録の残らないところで、わけのわからない調整をすることが少なくなったということのようだ。
やっぱり、何もしないよりきちんと傍聴して、わけろのわからないことはわけがわからない、と言い続けることが、改革の第一歩なのだと思う。自分にはできないけど、基地跡地利用の問題以降、誰かが議会を見てくれていることに感謝したい。

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3/1 官僚内閣制から議院内閣制へ

今日、髪を切る。ぼっさぼさの長髪で、忙しい1カ月だったと振り返る。

●飯尾潤「日本の統治構造」を読む。飯尾氏の書いたものについては、月刊誌などで触れていたが、与党改革派寄りという印象しかなかったので読まずにいた。副題にあるように官僚内閣制から議院内閣制へ、という問題提起のもとに、内閣がどうあるべきか、議会がどうあるべきか、非常によくまとめられ、指摘している点も整理されていると思う。また、行政府が立法府から独立性の高い権力を与えられながら、国民の信頼を失わなかったシステムとして、様々な専門分野の審議会と、与野党の国対での政策取引を通じて、国民の間に大きな断層ができないようにしてきたからだという指摘がされている。小泉首相以降、そうしたシステムは壊れており、一気に政権交代にいく可能性が高まっていると言える。俗耳に入りやすい首相公選制を斥け、議院内閣制の本来の運用を示しているのが気持ちよい。

●夜「それでもボクはやっていない」をテレビ放映していたので見る。芸術作品としてはいかにもな表現が多かったのでどうかと思うが、刑事裁判の実態を表現するのによい映画だと思う。最後、有罪になるんだとは思わなかった。変な希望的観測を持たせないためにいい裏切りをしている。

●日本の三権分立がおかしいのは、民選の議会と、官僚制の間に大きな溝があって、官僚である検察と司法の裁判官が密接に交流をしていることである。先に挙げた飯尾氏も、それから古くは松下圭一氏も、行政府の民主的コントロールという観点から、議院内閣制である限り、議会から行政が独立した権力を持つなどという考え方は間違っていると指摘している。

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2008.03.01

3/1 国家公務員宿舎建設反対の請願に市議会は議論の「強制終了」

29日、朝霞市議会で、基地跡地に国家公務員宿舎の建設に反対する請願が、否決された。

市議会の委員会(専門的に議論する分科会)で議論した結果を報告をする委員長の野本市議が、質疑に対して「流れで採決」という発言をしたことから、小山市議が審議不十分を指摘し再度委員会での議論を求めたのに対して、共産党3人(堀内、斎藤、石川)、市民ネット2人(田辺、藤井)、小山市議に加えて、神谷市議、公明党のうち3市議(篠原、浦川、本山)が賛成したが、進政会、明政会(旧民主クラブ)、獅子倉、公明党の利根川市議が反対して、10対12で否決され、再度の議論をせずに採決されることになった(1市議は欠席)。

請願の採決では、市民ネットの田辺、藤井市議は、性急な採決に抗議し退席、討論の結果、篠原、浦川市議も退席して採決が行われ、否決された。

今回、委員会の再付託と請願そのものの採決をめぐって、公明党が真剣に悩んで判断が分かれたということが、この問題の市民感情の重さを表していると思う。一方、明政会の小池正訓氏は、請願に反対し、基地跡地に国家公務員宿舎を建設することに反対しない理由として、跡地利用を推進するために議会がごちゃごちゃ言うべきではない、ということを表明。判断を棚上げしてしまっていることに、市議会与党会派のチェック能力の低下を見ざるを得ない。

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