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2008.03.21

3/21 朝霞市で進むお友だち市政運営

市議会の総務常任委員会の傍聴メモが手に入る。

総合振興計画の協働指針をまとめるメンバーの人選が問題になる。

どうもこの委員会、塩味市政のもとで推進されてきた、市(行政)の審議会・委員会の市民参加のあり方を変えるものになるようだ。これまで市の審議会・委員会で一般市民参加枠が、これまで市民運動で市に厳しい意見を言う人が市の枠の中に参加して、市政の細部細部に議会以上の厳しいチェック機能を果たしてきたのではないかと思うが、それをやめさせようということになるんじゃないか。富岡市長になってから、市民参加色の強い委員会での市職員の非協力的な姿勢を強く感じる。庁内委員会との協働がうたわれても、庁内委員会と交流したことなんかほとんどない委員会もある。そうした委員会に積極的に関わるとろくなことはない、という雰囲気も感じる。市職員の姿勢もなんだか唇寒しという感じだ。昨年の人事異動で塩味色の強い市職員が大量に左遷されたといううわさ話がある。

市のコントロールのきかない人の市民参加が嫌いな現市長とその側近のもと、ろくな改革になるとは思えない予感がする。今の原則情報公開、原則市民参加(しかし物理的に課題があるからこの程度で我慢して)を基本とする意思決定の考え方に何を改める必要があるのか、疑問だ。もっと今のやり方を拡大していくしかないんじゃないかと思う。

市議会では、田辺市議が、その協働指針をまとめるメンバーが、自治会(旧町内会)連合会、NPO、JC、子供会、社協と一般市民公募2人で決まったことを、田辺市議が問題にした。まず市民参加の枠が少ないということ。
次に、この5団体は市に異議申し立てできない団体ばかりではないかという疑義。そして、アドバイザーの学識経験者の選考過程の基準に疑義を示す。

私も、この団体名を見たときに、これまで市の運営に当事者団体として深刻な疑義を呈したことを見たことがない(市のいろいろな委員会の議事録を見ても)。行政がよきにはからえ、というスタンスで、何もしゃべらないか、市のやり方に疑義を呈する他の委員を抑える役割を果たしてきたところしか確認していない。
この中では、とりわけJCが違和感がある。他の社協、子供会、町内会はいろいろあるにしてもそれなりに公的性格が強い。JCは市の事業を担っているとかいうことはなく、むしろ市にあれやれこれやれ、政治力を背景に要求している団体である。最近は、イデオロギー活動までやっている。そこがあえて選ばれていることに大きな意味があるのだろう。
そもそも行政の計画の妥当性を確認し市民の感覚を取り込むための委員会が、官選の人選であることがおかしいという感覚が答弁に立った土屋審議監にはないらしい。

田辺市議は、市民参加の2人枠は他の市の委員会の市民参加委員と重ならないように人選したということにしているが団体枠は重複しているメンバーになるのではないか、と疑義を呈したところ、団体枠と市民参加枠は違うと土屋審議監は強弁。
団体枠が過半数で、同じメンバーが市とのなれあいでなぁなぁの運営しているから市の委員会はおかしい。私は子育て関係の委員会に参加したことがあるが、団体枠の委員の半分近くが何もしゃべらずに市の提案に唯々諾々としているし、残りの半分は市に異議申し立てをする方がおかしいんだ、というような態度で、一部委員は、陰で「あいつは労組員でアカだ」とか保育園の預け方までけちつけ、いつの時代だと思うような誹謗中傷工作までしていた。

市の政策アドバイザーに公共事業関連の学識経験者を選んでいることには問題が多いと思う。公共事業での市民参加は、昨日、道路特定財源で話題になったように、御用市民運動が動員されたり、ワークショップなどの場面で、工事の意義そのものに疑義を呈する市民に向かって「前向きに議論しましょう」「相手の言っていることを否定しないようにしましょう」という論理で、下品なひとがわあわあ言っているというイメージを作って、無視したり異常な市民であるイメージづくりをしている。そうして行政の暴走を追認して、国や自治体を滅ぼし、後は野となれ山となれのそのおこぼれに一枚噛んできたのが公共工事関連の学識経験者である。

またその後の田辺市議の質問から、お金を払うべきこの学識経験者に助言を市役所はもらっているのにその記録も残していないらしい。何とも怪しい学者と市職員の関係であることから明らかになっている。記録を残さない意見交換はあるとは思うが、そんなことにお金を払うことはまずないだろう。不思議な運営をしている。また4市合併のいきさつから、JC系の意見に近い学者のようである。審議会の委員も関わる学識経験者も市長の応援団で大半が占められている、安倍晋三的なお友だち政治である。

そしてこの学識経験者が、公共施設を建てる名目で建った商業施設のアドバイザーで有名なようだ。基地跡地計画のための脇固めといったところなのだろう。

この街は、市長とその仲良し団体の幹部と一部の市職員がやりたいようにやって税金を食い散らかす状態になってきているのではないか。市役所がどういうことをするのか、十分な監視が必要だと思う。愛郷心を口実にして、黙られてしまってはいけない。

●道路特定財源から官製の市民活動にお金が流れていたという疑惑が出ている。公共工事の市民参加ってどうしてこうも気持ち悪くポジティブなのであろうか。それはお金がもらえるからである。
道路計画を推進しろという女性団体「みちカフェ」のばかばかしさに笑ってしまった。市民活動にあるまじきユニフォーム。あんな金どこから出てくるのか、という疑問がまず湧く。どうして女どうしでそんな団体つくる必要があるのか。そこには国交省・土建屋の市民団体=女という固定観念があるからだろう。さんざんヨイショして利用してきた国交省も、必死になってそのHPの記録を消している。ネット上で検索しても、ファイルがありません、という結果ばかりである。キャッシュで見えてしまうけどもね。

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コメント

協働指針の公募委員は、これまでのような抽選ではなく、書類審査で決まりました。
といって、何が基準だったのかは、審査した人以外わかりません。
こうやってできる協働指針って、どんなものなのか、何となく想像が付くような・・・

投稿: shimin | 2008.03.24 02:41

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