3/20 市議会を考える
昨年朝霞市議選の前、11月に行ったシンポジウムの続きとして、20日に、新市議会を考えるシンポジウムを開き、司会をした。
基地跡地利用で数々の請願が出され、その扱いをめぐって市議会に関心が高まり、12月に改選された新市議会は傍聴者が絶えない。その中で、朝霞市議会の旧弊とも言える慣習や議事手続きについて、傍聴者と新人議員から議論をしていただいた。
その中で、主権者は誰かということがまったく顧みられてないこと、市民に開かれた場で議論をしたがらないこと、議員どうしの議論が非公式会議である全員協議会ですら行われていないことなどの問題点が挙げられた。
朝霞市の市議会議員の役割は、地域のとりまとめ役、つまり町内会政治部としての地方議員から、本来的な議論をする議会に変化が求められているのではないかと思った。それと、変化を求める側が市議にチャレンジする数が少なかったという問題提起もあった。
参加名簿にも書かずに資料を持っていかれる方がいて、何だったんだろうと思った。
終了後、関心の高いメンバーに残ってもらい、この2回のシンポジウムを今後も定例化し、会の運営も組織化していくことを提案して受け入れられた。
次回は4月下旬から5月。残った参加者と地方財政の講座をやりたいということになり、講師の検討に入る。
予想外の雨で、参加者が思ったより少なかったのが残念だったが、よく来ていただいた方に感謝です。雨になるとこうなるのは、公共施設の近くにバス路線がないこの町の弱みだと思う。それでもまったく新しい参加者も割合として多くて、それがうれしい。何とかしなければという市民の存在が底流にあると思う。
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