2/22 本を乱読
デモ行進をしたり、会議に出たりする間の移動に、本を乱読。
神野直彦「財政ってなんだろう」(岩波ジュニア新書)を読む。財政の考え方が整理されていてわかりやすい。中学生には難しい。高校生でもどうか。財政の専門書を読む前に読む本として最適だと思う。これを読むと最近の朝霞市の財政運営が、論理的に滅茶苦茶であることがよくわかる。神野さんの評価が高まっている中、それに背く動きをするということは、ババを引かされるということなのか。
琉球新報「不屈・瀬長亀次郎日記」を読む。琉球立法院議員、那覇市長、衆議院議員を務めた人物。米軍占領下の沖縄での、理不尽かつ前近代的な人民党への弾圧のもとでの、政治家瀬長氏の生き様が面白い。人民党は共産主義運動と一線を画していたが、復帰後、共産党に合流する。米軍とつるんで人民党を弾圧し社会大衆党を抑圧していた頃の保守政党が「民主党」という名称で、沖縄で民主党が力を持てない背景かな、などと考えたりする。抱えている背景事情がある沖縄で無理に民主党が勢力拡大するのも、どうかとは思う。
このほか、馳星周「M」を読む。筆力がすごい。
●官庁街をデモ行進したが、唐家旋氏来日に抗議する右翼対策で、警備警察も落ち着かない様子だった。
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