2/10 新座市議選が始まる
年額数千円だが固定資産税を払っている新座市の市議選が始まった。候補者に、若い人もいれば、退職者の転身組もあり、自由人もあれば、組織人もあり、土地持ちの名士もいれば、新自由主義者もいれば、サヨクもおり、よりどりみどりでレパートリーが多いことがうらやましい。同じような風土、同じような地域事情にもかかわらず、朝霞とどうしてこうも違うのか、比べてしまう。
市政に対する風通しがよいのだろうか。朝霞にいると、市民活動が行政の機嫌お伺いばかりして萎縮しているし、もともと何も譲歩するつもりもない市役所に媚をうる運動家もいたりして、ほんとうにやりにくい。
朝霞市の市議選の傾向は、実は4年前の新座市議選の結果に出ていて、このときは、数少ない民主公認、若手無所属、公明党が上位を独占し、共産党がなんとか全員当選を果たしている。そして、それ以下の数字で、保守系無所属の足の引っ張り合いで選挙結果が決まっていた。
候補者が多彩に出て、政党政治も機能しながら、与党が議会の過半数を握りながらも、保守が不和を起こすと簡単に過半数割れになるという新座市の市議会の勢力構造は、朝霞地区4市の政治構造をもっとも先取りして進んでいるセンサーであるように感じることがある。
●山口県岩国市長選挙で、井原勝介現市長が落選。重要課題の自治体選挙は気を抜くことができないことを運動家は肝に銘じておく必要がある。
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