1/25 東京と大阪の応酬
大阪府知事選で、橋下弁護士が優勢というニュース。この人のデマゴギーぶりは、江川紹子さんがきちんと書いている。
ところでそれをめぐって、東京出身の上司と、大阪出身の副社長が応酬。だれかが「関西人はテレビタレントに懲りないよなぁ」と言いだしたことから。
副社長「ほんま、懲りひんのよ」
上司「そっちはノックもいたよな~、大阪人はああいうの好きだよな」
副社長「同じ時期に、そっちも青島やったやないか」
上司「でも東京は同じことをくりかえさない」
副社長「そんでも青島やでぇ」
と応酬する副社長。でも分が悪い。上司がトイレに立つと、
副社長「同じ右でも、政治をやれる石原と、人権侵害しかできない橋下とでは全然違うわなぁ」としょげていた。こんなこと言ったら大阪人に怒られるが、大阪の選挙風土を見ていると、テレビに出た人か、世話焼き(利益誘導)をやってくれた人にしか投票しないような印象がある。大都市圏で民主党(ここでは実態ではなくイメージがクリーンとして)の浸透が最も遅かったことが、それを証明しているようにも思う。
●講談社現代新書「不機嫌な職場」を読む。職場に協力する風土を取り戻さないと、ろくなことにならないというわかりやすい事例を次々に示してくれて、面白い。メンタルヘルスの人が出てきたとき精神科のカウンセラーに面談させてそれっきりで自分たちの職場風土を変えようとしないのはダメ、とか、つまらないことでも助け合おうとする風土がない職場は仕事がたこつぼ化するとか、従業員どうしが楽しくコミュニケーションができて能力を出し合える職場にすることが大事だ、とか、社内コミュニケーションと言ったときに昔ながらの社員旅行を復活させるのはダメだとか、わかっちゃいるけど、何もできていない職場への改善提案がいい。
●市議会の傍聴者からの情報。朝霞市職員のメンタルヘルスによる休暇取得者数、突然の退職者数が急増しているという。現市長になってから増えているようだ。県内下から2位の賃金水準といい、職場の荒廃に何もしないでいる市職員集団というのはどういうものだろうか。
昔、ある四国の市の消防職員協議会を設立した人たちの話を聴いたことがあるが、職場に深刻ないじめやしごきがあって自殺者を発生させたところから、職員自ら職場改善を提言し管理職にもの言うグループづくりをしないとダメだというみんなの意思が、協議会設立の契機だったという。
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