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2008.01.04

1/4 超高層ビルの歴史的評価

●基地跡地の市民連絡会から情報。
地上26階の国家公務員住宅を建設するにあたって、市は住民説明会をしない方針とのこと。基地跡地整備計画案についても、日照権、電波障害等さまざまな問題、財政支出の不透明さなど、いくつかのことがらについて、多くの市民の利害にからむことを、市の幹部たちは、説明会も、意見反映もせず推進していこうということのようだ。

過去、こうした迷惑施設が建てられることについて、住民説明会をするというのが常識だろう。札幌にいた頃、丘珠空港拡張について住民説明会に参加したことがあった。丘珠空港拡張について、住民説明会や市議会で激しい論争が行われて、さまざまな問題は置き去りにされたものの、少なくとも公害が増大しない空港拡張を模索することになったことを思い出す。

住民に知らせず、声がなかったように行政が勝手にやることが、民主主義のもとでの地方自治のあるべき姿ではないと断言できる。サンフランシスコ講和条約締結の後の日米安保条約の締結のような、歴史の大事ならともかく、国家公務員宿舎受け入れごときで市民を騙してことを進めたところで、歴史上の決断だと評価されることには絶対にない。

●毎日夕刊に、橋本治が出ていた。地球環境を維持する指標として、超高層ビルをすべてなくせと主張しているようだ。200年前に戻せば、確実に地球環境は維持できる。しかしそれは難しい。60年前ならどうだろうか。新幹線はあるけど、超高層ビルはない、このぐらいなら何とか戻せる時代ではないか、という話のようだ。今度きちんと本を読んでみたいし、朝霞市には志木市との市境に1棟しか超高層ビルはないが、今後、国家公務員宿舎が超高層で2棟も建つ。偶然にも、地下水など自然環境維持のシンボルとも言える話である。

●家族が「しょうぼうじどうしゃじぷた」をプレゼントされる。はしごしゃののっぽくんについて

のっぽくんが、
とくいそうにいいました。
「みてくれ、ぼくの はしごを。
どんな たかい ビルが かじになっても、
ぼくさえいれば しんぱいないよ。するするする と、
はしごを のばして、うえから みずをかけて
けしてしまうし、まどから ひとを
たすけてやることも できるんだからな」

と書いてあった。
この児童書の初版の1963年、はしご車でとどかないビルなど、東京タワーと霞ヶ関ビルぐらいしか無かったのではないか。
バブル以降、中国人やシンガポール人のまねをして超高層ビル建設することが成長の象徴のように思いこみ、とりつかれたようにたくさんの超高層ビルを建設してしまったが、もはやはしご車では手に負えるようなシロモノではない。

朝霞市役所は常日頃から、災害、災害、防災、防災と言い立てている。そのこと自体はいいが、超高層国家公務員宿舎を建設して、それに対する災害救助についてどう考えているのだろうか。市役所の内部会議でも、防災関係から疑義が出ていたという話も聞こえてくる。

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