1/4 団結コートと福袋
お正月のバーゲンに出かける。欲しかったコムサデモードの自称「団結コート」を購入。
福袋好きの人には申し訳ないが、どうしても福袋を買う神経がわからない。バッタ物の中に宝物があるから買うのかと思っていたら、最近は内容を公開して売っているらしい。
中身がわかっている福袋などもっと意味不明。なんか今の社会のシステムを感じる。予想外やハプニングが起こるべきことが、広告代理店や官僚によってすべて事前調整済み、台本ありの出来事ばかり。
物を買うという基本動作を、自分の目や手触りで確かることを放棄している。面白い現象である。
そんなことを正月になる度に考えていたら、福袋の中身を間違って販売したデパートがあったという。しかし、福袋の中身に間違えたも何もあったものかと、中身も見ないで買うのだから、何つかまされても仕方がないだろと思ってしまう私の感覚が間違っているのだろうか。
福袋の中身を間違って販売 松坂屋名古屋本店2008年01月04日22時29分
松坂屋は4日、名古屋本店(名古屋市中区)の本館3階にあるハンドバッグ売り場で2日から売り出した福袋のうち、ドイツのハンドバッグブランド「ピカード」の商品を詰めた福袋の中身を間違えて販売していたことを明らかにした。同店では返金や同ブランドの商品との交換に応じている。
店頭では「ピカードの福袋」と説明して1万円と2万円の計11個を売ったが、購入客の1人が「中身が違っている」と指摘。まだ売れていない9個の中身を調べたところ、ピカードの商品が全く入っていないものが5個、ピカード以外の商品まで入っているものが4個あった。連絡先の分かる顧客に尋ねたところ、販売済みの5個について中身が違っていたことを確認したという。松坂屋は販売済みの残り6個も中身を間違ったまま売っていたとみている。同社広報は「中身を確認せずに販売してしまった。大変申し訳ない」としている。
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