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2008.01.28

1/27 洗脳番組「日本とアメリカ」

会議漬けの毎日。こんなんでいいのだろうか。今日、動かしたことは、音楽テープを確保したことだけ。

●「NHKスペシャル 日本とアメリカ」をきょうも見る。いらいらしながら。
在日米国商工会議所の市場開放要求や金融庁支配の経済構造を作らせること(彼らは縦割り行政の弊害打破という)を紹介し、それがwinwinの関係であり日本人のためにしてやっているんだ、という彼らの宣伝を垂れ流していた。日本に対して、一部の日本人とつるんで行う脅迫的な要求を紹介し、それがあたかも、それらを呑まなければ世界に取り残されるかのように洗脳する番組だった。日経新聞か竹中平蔵にさせられていくようである。
番組終了後に「ブッシュの一般教書演説をもらすことなく紹介する」という番組の案内が流れたことも、何だか嫌な気分にさせられた。私はナショナリストでもないのに。

共済生協の仕事に携わったことのある身から言うと、在日米国商工会議所の主張は、金融業者のメシの種を増やすことではないかと思うようなことがある。在日米国商工会議所は、「イコールフッティング」という名目で営利目的で商品構成も多岐複雑な民間保険業者と同じ社内体制を共済生協に要求している。その結果として、単純な商品構成で、営業費を抑えてローコストでやってきた共済生協に、商品のラインナップにはふさわしくないぐらいさまざまな金融専門職を雇わせることを強要している(私の携わった共済生協では年24億のコスト増)。その結果として、高コストの共済商品となる。

またさまざまなハンディギャップや同業者の互助活動として行われてきた保険的互助会事業をすべて金融庁の監督下におかせることに成功し、高コストで運営することを強要し、それに耐えられない当事者団体や同業者団体は、高い保険料を払うか低い保障で我慢しながら、保険業者に事業譲渡をせざるを得なくなっている。

どこがwinwinだろうかと思う。
こうしたことに何の疑いもなく、反証もせず、ビジネスチャンスだとか、グローバル化とか、winwinとか、定義不明の言葉で国民を脅かす番組に意味があるのだろうかと思う。サブプライムローンの失敗が日本にどんな影響があるのかちゃんと伝えるべきだろう。

売国とか勇ましいこと書いている連中は、中国や韓国より日本を実質的に占拠している在日米国商工会議所に民族感情は起きないのだろうか。経済を支配するこの連中へのチェック機能をサヨクに渡していていいのだろうか。愛国心大好きな古森経営委員長は、こういう売国番組をどう思っているのだろうか。

●戦前の政党政治の興亡をまとめた、岩波「昭和政党史」を読む。
今の日本とは違う時代とは言え、しかし政党が不信をまき散らしていること、政党に自治能力がないこと、貧困層が増えている中で、財界が国民を犠牲にする中で資本の蓄積を進めていること、対外的な脅威に対する脅迫観念が強いことなど、昭和初期によく似ている政治状況ではないかと思う。

●夕方、教員組合に働く友人と自宅近くで再会。伝統ある3000人の研究集会を開くために予約したプリンスホテルにドタキャンされているという話を聴く。労組は舐められていると思う。裁判所もキャンセルは無効だと仮処分を下しており、損害賠償を思い切り取るべきだろう。一方で、何でプリンスホテルなんかに頼んだのかと思う。同社は体育会系を愛好し右翼的体質ではないか。だいたい労働組合のない業者を使うべきではないだろう。しかしこの労組の集会担当者は辛いだろうなぁ。

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