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2008.01.27

1/27 暗澹たる現実追認

朝から気分が上向かない。

●NHKスペシャル「日本とアメリカ 深まる日米同盟」をみる。日米の政府、防衛担当者が国民を無視して積み上げる既成事実を「現実」として、それについていけなくなる、と国民を脅迫する番組だったように思う。価値判断の部分だけ除いて見れば、どれだけ恐ろしい現実が進んでいるかがわかる。この番組は古森経営委員長の勝利宣言だろうか。

軍事技術の共通化、空軍司令部と航空自衛隊司令部の統合、次は海上自衛隊と海軍の統一した世界戦略が作られていくなかで、集団的自衛権、武器輸出三原則が「時代遅れ」だと言い切られてしまう。

しかしこうした話は既成事実の積み上げられそれを現実として集団的自衛権を追認させようという政府や今回のNHKスペシャルの意図でしかない。ここまでずぶずぶな関係で、簡単に路線転換などできるとは思わないが、何か考えて軌道修正を図らないと、未来永劫、アメリカの属国化の道から抜けられなくなる。

もちろん9条護憲の立場からの批判もあるが、小室直樹が自衛権は米国に対してのみ有効性を持たないという指摘も有効な問題提起だと思う。もちろん日米開戦など考えてもいないが。
またサブプライムローンの焦げ付きに端を発したアメリカのバブル崩壊が、どこまでアメリカ政府の財政を傷ませるのか、それによって日本が一翼を担う路線が位置づけられているアメリカの世界戦略、それを支えるコストがどのように維持されるのかも見物である。

次回は在日米国商工会議所の工作が紹介される。これも日本社会をむしばむ話である。

●そして、番組が終了したら大阪府知事に橋下が当選という速報ニュース。世の中に絶望的な気持ちになる。つまらないネタで勝手に盛り上がっている民主党の今にはいいお灸になるのではないかと思う。

●道路特定財源の問題で、この財源から国土交通省の職員住宅が建設されていたという問題が浮かび上がる。民主党は得意になって騒いでいるが、マイカー族があたかも道路利用料のように納める税金で、社宅とも言える道路関係の公務員のために建てられる職員住宅がいけなくて、国民全員から強制徴収される税金で朝霞の基地跡地に建てられる国家公務員宿舎は誰からどこから陳情しても問題なし、というこの党の判断が全く理解できない。結局政局と選挙区事情だけなんだろうが。

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