« 12/26 マンション業者が保育園を併設し始める(他市の事例) | トップページ | 12/27 山口二郎氏に嫉妬したからといっても »

2007.12.27

12/27 携帯しながら自転車乗る奴はシベリアへ行け

携帯メールを打ちながら自転車漕いでいるバカな高校生に遭遇。
ああいうのはシベリアに送れないものか。
駅前のパチンコ店の客が駅前の歩道を自転車で埋め尽くす。
ああいうのはシベリアに送れないものか。
シベリアでは根性を直すのではなく、懲罰として送る。
ああむかつく。
毎日、自転車公害にさらされていると、とにかく感情的になってくる。

交通評論家の故岡並木さんは、高齢者が自転車をとても恐れていること、高齢者が自転車による交通事故に遭って寝たきりや要介護状態になっていることを告発した。自動車の交通円滑化だけが目的になっている交通取り締まりによって、自転車が野放しになってしまっていることも批判している。

自転車の交通違反について、警察が指導強化に乗り出すという。しかし実効性はあるのだろうか、と思う。
自動車の違反摘発は、免許停止、免許剥奪を背景にして、行政処分が行われ、威力を発揮している。免許もなければ、当然免許停止もありえない自転車において、違反点数制度など意味を持たないし、取り締まりをしても、携帯メール打ちながら運転したからと交通刑務所に行きますか、という取締は、現実的にはよほどの悪質事例しか適用できないだろう。自転車が免許なしという制度のもとで、どんな指導をやっても、携帯メール打ちながら、ヘッドフォンを聞きながら、交通事故を起こす自転車ドライバーは消えないと思う。
自転車もバイク並みの免許制度を整備しないと、指導強化しても徹底できないだろう。
それと、自動車事故並みの高額の損害賠償、ひき逃げ事件に対する徹底捜査が欠かせない。少子高齢社会において、自転車というのは交通強者であるということを明確にして、犯罪として対応することが欠かせない。

●9時のNHKニュースの堀潤が出てくるとむかついてくる。民放のキャスターのまねをしているんだろうか、年金に関する浅はかな報道姿勢はとくに頭が痛くなる。
行方不明の年金を持っている人全員が順番を待っているのに、短気な人だけを見つけて、「ねんきん特別便」に行方不明の分が明らかになっていないとぶちまけさせ、批判を煽るニュースになっている。
行方不明の年金を誰のものか特定する作業は、それなりの手続きを通らないと、間違えた人のものになってしまい危ない。そのことをまったく無視した煽り報道としか思えない。
堀が出てくると、何が言いたいのか、何に問題意識を置いているのか、どう解決すべきなのか、まったくわからない感情的な報道でしかなくなる。受信料払ってまで見るべきニュースではない。

携帯電話もヘッドホンも×、自転車の教則見直しへ…警察庁
 警察庁の「自転車の安全な通行方法等に関する検討懇談会」(座長・吉田章筑波大教授)は27日、自転車を運転しながら、携帯電話やヘッドホンを使うことなどを禁止事項とした報告書をまとめた。

 これを受け、同庁は交通ルールやマナーなどを定めた「交通の方法に関する教則」の自転車に関する部分について、来年3月までの改正を目指す。自転車に関する教則の見直しは、1978年以来の30年ぶりとなる。

 報告書では、自転車で走行する際の禁止事項として、携帯電話の操作や外部の音が十分聞こえなくなるヘッドホンの使用を挙げている。幼児2人を前かごや荷台に乗せて運転するのは「違反で危険」とし、幼児を乗せる場合は「一人まで」と教則に明記するように求めている。また、雨の日は傘を使用せず、雨合羽などの着用を周知すべきとも提言している。

 自転車は「軽車両」で車道走行が原則だが、来年6月までに施行される改正道路交通法では、13歳未満の子供が運転する場合や、車道走行が特に危険な場合は歩道走行を認めると規定している。

 しかし、歩行者に対する自転車事故が近年、増加傾向にあり、昨年は2767件で10年前に比べ4・8倍に急増。このため、警察庁は改正道交法施行前に、自転車走行の安全を徹底するため教則の改正を行い、学校などの安全教室で活用していく方針。(2007年12月27日20時45分 読売新聞)

|

« 12/26 マンション業者が保育園を併設し始める(他市の事例) | トップページ | 12/27 山口二郎氏に嫉妬したからといっても »

コメント

NHKのニュース番組のひどさは、シャベル内容がすべて検閲済、原稿棒読みであることです(例外は、おやといキャスタ=国谷裕子の、クローズアップ現代くらいか)。9時のニュースであれ何であれ、社内の政治部とか経済部とかのキャップや記者を招いてキャスタとQ&Aをやりますが、そのA(回答)が原稿棒読み、というのだから卒倒します。クローズアプリケーション現代でもNHK社内ゲストを招いたときは、国谷が記者の目をみて質問しているのに回答者は下を向いて原稿を読んでいる。。(わたしまで恥ずかしくなって赤面する)。

なんとか、ならんもんでしょうか。少しは脳みそのある人間を採用するか(これはNHKの社員選考基準に反する)、TBSなど民放のように外部の記者や評論家をコメンテータとする。NHKは 放送設備産業だけをやってくんなされ。

失礼オバ致しました。

投稿: 古井戸 | 2007.12.29 11:10

東国原知事の「徴兵制復活」並みの無茶苦茶な題名ですね(苦笑)
岡並木さんには鉄道駅の連続性、今で言うならアクセッシビリティーともいえることに関するレポートで少しばかりお褒めいただいた思い出があります。

さて、先日NHKで放送された「びっくり法律旅行社・フランクフルト編」を見て、ドイツでは事細かに法律で規制され、自宅の駐車場で洗車して洗剤の混じった水を地中にしみこませても罰金、スペースをとって駐車しても罰金、鍵をかけずに車を離れても罰金と、やたら罰金を科せられる有様に、これが日本が向かいつつある「法化社会」の現実なのかと驚きました。
一方で自転車による交通違反を認定し、罰金を科す制度はあってもよいと思うヒントをもらいました。自動車と同様の講習とか、米英のような社会奉仕を罰として科すような柔軟な刑罰制度を見習えるものならば、罰金を自ら払えない子供に対しては社会奉仕を科すというのも考えられてよいのではないでしょうか。それから、小学校で行われている自転車の交通安全講習会で事故の問題を取り上げてしかるべきでしょうね。

投稿: ゴンベイ | 2007.12.30 23:09

東京新聞:危ない自転車急増 事故死50人、高齢者犠牲 都内今年:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007123002076121.html

投稿: ゴンベイ | 2007.12.31 04:47

たしかに無茶苦茶な言い方ですが、あまりにも危険で、これくらい怒りが溜まっています。子どもや歩くのがままならない高齢者などを家族に持って歩かれると強く感じられると思います。自治体も警察も自転車には大甘で、何もしませんから。

その人たちが、死んだり、寝たきりになったりしたときに、誰が面倒を見るのでしょうか。自動車のように、犯人さがし、事故原因の特定、損害の補償など、精密な加害者追及など自転車は絶望的です。
自動車には、損害賠償と保険制度と刑事罰が後ろにあるから、今日まで、事故に対する原因究明と事故防止策の探究が続けられてきたわけです。
そんなことを考えると、私はこの問題については、厳罰主義になってしまうのです。事故防止という観点から、自転車も、最低限、自動車と同じような管理を行うべきだろうというのが私の考えです。


クルマに関してのドイツの法規制は私は憧れますね。しかし、違憲立法の判断があり「法の支配」である日本と、法律の裁量性を幅広く認める「悪法は法なり」の「法治国家」であるドイツでは法律の思想が根幹から違いますし、立法段階で厳しく諸権利との衝突を審査する日本の場合はそこまでいくのか、と思います。また憲法25条や13条より、財産権を優先する日本の裁判所がそうした法律や条例を適法とするのか、罰則の内容や合理性がなければ微妙だと思います。

投稿: 管理人 | 2008.01.01 07:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 12/26 マンション業者が保育園を併設し始める(他市の事例) | トップページ | 12/27 山口二郎氏に嫉妬したからといっても »