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2007.12.23

12/23 山本孝史議員が亡くなる

家族の看護や自分の病気、忘年会ととにかくスケジュールがままならない1週間を送った。
ようやく病魔が家から去り、ほんとうにほっとしている。

買い物に繰り出すが、クリスマス前でどこも混雑している。

●山本孝史参議院議員が亡くなる。良心的で、社会保障制度を中心に目的意識の明確な議員だったので、議席が無くなることが惜しい。お悔やみを申し上げたい。
大石尚子さんの繰り上げ当選は微妙なおもい。

●社民党の新幹事長に、重野安正さんが就任。重野さんは、衆議院議員選挙区変更の都合で転居するまで、おばのご近所さんだった。
重野さんの出身・大分は先の参議院選挙で、民主の横暴で選挙協力ができなかったところ。そんなしこりの震源地から出た方を、幹事長にして野党共闘させることは、なかなか酷ではないかと思ったりもする。
大分1区はともかく、全体的に選挙協力をうまくまとめて、民主党の良心的な議員を増やすとともに、野党共闘で過半数を獲得することを期待したい。
昨日初日の社民党大会で菅民主党代表代行が、野党共闘をまとめて総選挙に勝利できなければ大連立の話が復活してしまうというスピーチをしたことは、民主・社民両党に警鐘を鳴らす意味で有効だったと思い、評価している。

●といいながら、わが埼玉4区については、民主党の現職(比例復活)が何をライフワークにしているのかわからないし、右翼的・反動的な議連に重点的に名前を連ねていて、今の状態では良心的な議員とするのは厳しい。まして、民主党の方針からするとどうかと思われる、基地跡地の国家公務員宿舎建設、それと見返り公共事業に反対しないどころか、最近の朝霞市議選で公認条件として、それらへの賛成まで求めたという話まで聞こえてくる。
一方、自民党の現職は、党是と派閥方針である改憲論者という限界はあっても、原爆症被害者の救済や離婚後300日に産まれた子どもの父親を一方的に推定してしまう現行民法の改正などに取り組んでいる。今回の薬害肝炎の救済でも、政府の謝罪しない救済方針に異を唱えており、与党内からの見直しの声の1つになっている(早川忠孝さんブログ「言葉の力/肝炎訴訟と原爆症訴訟」より)。
昨日、強烈な政権交代論者と会う機会があったが、うちの選挙区は話は別ですよ、と言わざるを得なかった。

●福田首相の決断で、薬害肝炎の被害者に救済が動き出したことを、率直に喜びたい。この薬は手術等特別な状況でしか使わず、専門的な薬だと思う。本人がリスクを判断して使用の可否を判断できたような薬ではなく、薬の認可に関わった人たちの責任は大きいと思う。

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