11/7 朝霞市議選を考えるシンポジウムを開くことに
12月2日に投票になる朝霞市議選に何するか決めてはいないが、基地問題はじめ、幹部職員が13人も退職するなど、市政の歪みを感じる中で迎える市議選に何もしないでいるのは、市民の責任を放棄しているのではないかという感じがして、18日午後にいろいろな分野の運動をしている人たちとシンポジウムを開くことにした。
特定の候補者を応援するとか、特定の政党を応援するとかそういうことは横においておいて、議会改革、市民参加、福祉政策、公共事業のあり方など最近の流れから、朝霞市民がどんなこと考えて市議選に投票すればいいかシンポジストと参加者で考えていく内容。
市議候補予定者にはアンケートのお願いと同時にちらしやパンフレットの送付もお願いした。会場では、候補予定者から送っていただいたちらしやパンフレットを並べて、参加者が情報入手できるようにする予定。まずそういう宣伝媒体を入手できるようにすることも大事だと思う。
少ない地域の人間関係の中から頼まれただけで投票したり、逆に地域の政治家が見えないあまり選挙カーがうるさいなぁと思って投票をさぼったり、そんな東京の近郊都市の地方選挙の姿を変えたいなぁと思っている。民意を代表している場というのが何より市議会で、個別市民が市役所に異議申し立てをしても、市議会でダメだししている議員がいなければ、ほとんど無視されるといのうが現実だから。
新聞の地方欄すら候補者名と結果しか掲載されず、何が争点なのかすら明らかにしてれない選挙だから、市民が主体的に情報を集めるしかけを考えなくてはならない。
地方都市にいたときには黙っても市議選や自治体のもめごとの情報なんて衛星都市の分まで入ってきたのに。新聞の埼玉欄を開くと、4分の1が小沢留任の「県民の受け止め」、残りはお祭りだイベントだというニュースばかり。候補者の所属政党やどういうせめぎあいなのか、全く情報がない。これでいいのか首都圏の地方欄、という感じ。つくづく公共的なことをやろうとすると何もかも自腹を切らなくてはならない街だと思う。
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コメント
全国紙を読んで東京キー局のテレビ番組を視聴する埼玉都民にとっては、これでいいんだ首都圏の地方欄>政治、という感じ。
埼玉都民の無関心を全日制市民の関心に向けさせるなんてことができるのかどうか。
全日制市民である小中学生、高校生に選挙権を与えて利害を分与するくらいの思い切った取り組みが必要ではないだろうか。
もっとも政治から遠ざける教育が延々と続いてきたから、この点も改めないといけないが。
投稿: ゴンベイ | 2007.11.09 17:31
埼玉都民は優良納税者ですから、全日制市民の声しか届かないような市役所運営、市議会のあり方を変えるということが大事なんじゃないかと思うのです。
全国紙の地方欄ととにも、埼玉新聞の問題も大きいです。それから市内のコミュニティー紙も。これはタダということの弊害も大きいです。広告主に気を使って地域の政治情報が流れないばかりか、有力者のあいさつ自慢話がどうしても多くなっています。選挙の投票判断の材料としては全く機能していません。
投稿: 管理人 | 2007.11.25 01:12