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2007.10.01

9/30 コミュニティーユニオン全国集会に出る

週末、奈良で開かれたコミュニティユニオン全国交流集会に出かける。
あまりにもわかりやすいかたちで、働く人を抑圧する経営者が増えたため、かけこみ寺となっているコミュニティーユニオン(個人加入できる地域労組)の活動は盛んになっている。特に関西では、地域、業種、労働者の属性によって多種多様な組合が結成されている。元気だけど、資金難なことが想像できる。原点みたいな労働運動なので、がんばっていってという思い。
公共サービスの分科会に出るが、正職員公務員が、非常勤職員に対して「私たちの労働条件のためにあなたたちがいるのよ」というひどい言葉をなげかけている例もあれば、逆に、自治体事業の委託先まで一緒になって雇用の安定と労働条件の向上に立ち上がっている話も聞く。複雑な心境。
また自治体の委託をめぐって、斎場のストライキ予告をテコに、自治体の雇用者責任を明確にさせた事例も報告された。公共サービスの民間委託の場合、委託費のほぼ全部が人件費であり(残りは利潤となって経営者や出資者に分配される)、自治体の委託費そのものが委託事業で働く人たちの人件費を決定してしまう。委託費を決定する側に、雇用者責任が発生する問題がある。
中野麻美弁護士のコメントが適切。後日紹介する。

その後、高槻の友人と意見交換し帰宅。

●ソクハイの自転車やバイクの配達ドライバーについて、厚生労働省が個人請負契約であっても、労働者と位置づけるべきだという指導に入るという。会社が頑として労働者であることを認めようとしてこなかっただけに、涙が出てくるような話である。
経済が、グローバルスタンダードとなり、個々の労働者にかなり厳しいプレッシャーが掛けられているにもかかわらず、雇用関係、労働法制に関しては、憲法無視、グローバルスタンダードを無視している事例が目立つ。

●10/2・テレビ朝日「スーパーモーニング」(8:00~10:00)で、朝霞市長が受け入れた、基地跡地への公務員宿舎建設の問題が取り上げられるようです。

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コメント

こんにちは。かねてより拝読しています。コミュニティユニオンは一種の駆け込み寺的役割を果たしていますね。かくいう私も全国一般・神奈川地本という組織で先月末の解雇処分への法的抵抗を行っています。貴下とは政治的な立ち位置が違うことは承知していますが、制度やルールをむげに扱う企業家が当たり前の昨今、こういった組織インフラが死滅した場合、切ない話になりかねません。いずれにせよ、こういった話題はいざ自身の身に迫ると身に沁みます。これからも貴下のエントリーを読ませていただきたいと思います。

投稿: arkanal | 2007.10.02 19:21

コミュニティーユニオンは、労働問題のセーフティーネットのような存在だと思っています。新自由主義が浸透してしまった今、労働者自身から、労働契約を労働者の手に取り戻す運動が必要だと考えています。これからもよろしくお願いいたします。お互い、持ち場でがんばりましょう。

投稿: 管理人 | 2007.10.07 14:58

今、指定管理者として公共施設を運営しているNPO法人の理事をしています。最近、NPO、行政双方に雇用・労働に対する感覚について問題があるなと思います。
NPOの専従者、取り分け幹部・経営者として長くやってきた人は自分が苦労しすぎてて、スタッフに過酷な労働を課しても、それくらい当たり前で自分なんかもっと苦労しているなんてことを平気で言ってしまったりします。経営者として食べさせる意識に欠けている人も見ます。
行政の人間は予算的に出せる時給レベルで適当に仕事をしてくれれば良いと思っている、ないし大してお金も出さないのに高い要求をしてくるのどちらかですが、どの道、施設の設置目的や求められるソフト機能からすれば必要な人材を十分に雇えるレベルではありません。同じ行政でも以前に県の人から「そんな額でやってるのですか?!」と驚かれたことがあります。
この財政難の折でも幹部職員がそこかしこに天下っていくのを見るとせめてそこの給料うちのスタッフに回してくれよと言いたくなります。

投稿: wacky | 2008.09.28 00:21

今、指定管理者として公共施設を運営しているNPO法人の理事をしています。最近、NPO、行政双方に雇用・労働に対する感覚について問題があるなと思います。
NPOの専従者、取り分け幹部・経営者として長くやってきた人は自分が苦労しすぎてて、スタッフに過酷な労働を課しても、それくらい当たり前で自分なんかもっと苦労しているなんてことを平気で言ってしまったりします。経営者として食べさせる意識に欠けている人も見ます。
行政の人間は予算的に出せる時給レベルで適当に仕事をしてくれれば良いと思っている、ないし大してお金も出さないのに高い要求をしてくるのどちらかですが、どの道、施設の設置目的や求められるソフト機能からすれば必要な人材を十分に雇えるレベルではありません。同じ行政でも以前に県の人から「そんな額でやってるのですか?!」と驚かれたことがあります。
この財政難の折でも幹部職員がそこかしこに天下っていくのを見るとせめてそこの給料うちのスタッフに回してくれよと言いたくなります。

投稿: wacky | 2008.09.28 00:21

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