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2007.10.16

10/14 正常化した19時のニュース

安倍政権時代は、異様な与党より報道が目立った19時のNHKニュース。最盛期には北朝鮮プロパガンダ報道が30分の放送時間内に毎日8分~10分流され、国会が強行採決を連発している中なのに国会報道が全くされなかったことがあった。たまに国会報道があっても、安倍晋三の答弁姿しか流れず、質問者である野党議員は一切映像から遮断されていた。

しかし、昨日のニュースを見ると、新興宗教の事件など大きな報道がありながら、国会報道はされていたし、分量的にまだ問題があるように思うものの、野党の発言者による質問も流していた。

19時のニュースがようやく正常化したように思う。

しかしまだ油断はできない。NHKの経営委員長が安倍晋三のお友だちで、NHK側と偏向報道のさやあてをしている。民放が腰を落ち着けたドキュメント番組が作れなくなっている中、NHKのドキュメント番組は貴重な存在になっている。民放のようになれと圧力をかけ続けるNHKの経営委員会には注意した方がいい。

●安倍晋三政権が崩壊して、復古調の新保守主義者の息の根を絶やす時期にきていると思うし、その息の根のいくつかのひとつであるNHK経営委員長の放送干渉の問題は大きい。それに対して利権と言論の自由を守るために必死にNHK官僚が防戦している状態だ。
そういうことを書いたのに、話の本筋でもないところから、私が民主支持者だろうとレッテルを貼って、護憲派ではないとか、権力主義者だとか、イチャモンをつけてきた人がいる。言論の自由があるから何してもいいんだろうけど、話の本筋でもないところからイチャモンをつけて、護憲派か護憲派でないか、平和勢力かそうでないか、というレッテル貼りしかやらない我が国の左派にうんざりする思いがしている。
NHK経営委員長側からすると、高見の見物ができる面白い状況でしかないだろう。

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コメント

「ISAF参加?」氏は頭のネジが錆びついて中の掃除がままならないのではないだろうか?錯乱気味という他無い。

 もう9条なんか無いでしょう、実際のところ。自衛隊の通常兵器の武装密度は米軍より上なんじゃないでしょうかね。何せGNPの1%ですから。もはや9条は集団的自衛権行使に対する歯止めでしかない。戦争はいつでもできる国ですよ、この国は。それに共産党は国家武装を一貫して認めているわけですから、政権をとれば自衛隊は「民主的な」人民軍として華やかに「再出発」するでありましょう。その軍事力で社会民主主義者、新左翼、民主主義者を弾圧し「人民民主主義」政権を樹立するのは東欧の経験から明らかでしょう。

 「自民党と大連立」…。それって村山政権のことでしょうかね?社民党は社会党の後身でしたよね、たしか。あの時社会党は自衛隊容認政党へ大変身したんじゃありませんでしたっけ?

 それと、自衛隊、廃止せよとでもいうのかな?でも、そんなことをしたら自衛隊員とその家族、兵器産業労働者とその家族はどうやって生活していくんだろうか?


 察するに「ISAF参加?」という人はお気楽な官公労「左派」なんでしょうねえ、きっと。雇用保険も払っていないんでしょう、きっと。失業の心配もないところで勝手なことを言っている「特権」階級的労働運動の活動家さん?


投稿: stamoap | 2007.10.17 00:12

皮肉もほどほどに。

1つだけ弁護します。実感をもっていいますが、官公労左派はもっと優秀でしたたかです。決めつけるのはやめましょう。

自衛隊も兵器産業も食わせるために存在するわけではありませんから(そういう定義が当事者にも失礼です)、不要になれば公共事業のように、必要なリストラや、転換をめざしてもらうしかないと思います。必要があるから存在するというものです。
戦前、陸軍が自ら養っている人たちのために、阿片を現在貨幣価値で何兆円分も中国大陸で売りさばき、システム化して、日中戦争をにっちもさっちもいかなくしてしまった先例があります。軍隊の進出を傘に阿片の流通網に巣くっていた人たちを失業させていれば泥沼の戦争にはまっていかなかったかも知れないというのが、「阿片王」の第2のテーマです。
権力機構は、必要があるから存在し、必要がなくなればできるだけ淘汰することが必要なんです。働いている当事者たちには涙を呑むことになろうとも、です。

投稿: 管理人 | 2007.10.17 19:58

このブログが軍国主義者の巣窟だったとはね。
いやはや驚きましたね。
平和の尊さを忘れて、日本をアメリカと共に戦争のできる国へと導こうとしているとは。
あなた方は過去の戦争の教訓を全く無視しているんですね。
戦争の犠牲になった方々の悲痛な叫びにもっと耳を傾けるべきです!
自衛隊も米軍基地も日本にはいらないんですよ!憲法九条改悪反対!日本を戦争できる国にはさせるな!

本当に恐ろしい世の中になったものだ。もはや戦後ではなく、戦前に回帰している。おかしな考えを流布させないよう、目を光らせなければいけませんね。

投稿: ISAF参加? | 2007.10.23 22:22

意味不明。誰もがコメントできるから、stamoapもISAFもコメントできるのではありませんか?炎上と釣り広告以外はできるだけコメントをupしてきたのも、ウヨでもサヨでも言論の自由はあると思うからです。見たことも遭ったこともないウヨが書き込んできたからと軍国主義者と決めつけるのは、右翼の友だちがいたからとKGBにしょっぴかれ、軍国主義者の知り合いがいるからと人民裁判でリンチされる、まさにスターリン主義と同じ発想ですよね。恥ずかしいと思った方がいいです。

ウヨだけ投稿させるな、とでも言うのですか。たまたまウヨがあなたのバカな書き連ねに、自らの思いこみを投影しただけではありませんか。

「!」でスローガン並べるのも結構ですが、あなたの信奉する共産主義の国々がおぞましい程軍事力に依存したことをどう説明するのか、聞いてみたいな!アメリカの軍事力が云々言うのはなしね。絶対的平和主義なら、相手の力ではなく自ら自衛力を放棄すべきなんだから。自衛隊違憲論ってそういうことでしょ。
少なくとも他の共産主義者は、その点について反省して、自らの共産主義理論を修正して、現実化していると思うよ。

「おかしな考え方を流布させないよう目を光らせなくてはなりませんね」という態度は、ファシズムそのものです。

投稿: 管理人 | 2007.10.23 23:01

stamokapが正しい綴りでした。いつぞやの「管」と同様の間違えです。ウヨに見えましたか?(些か苦笑い)

ところで、結論の部分、「権力機構は、必要があるから存在し、必要がなくなればできるだけ淘汰することが必要なんです。」の部分は私もそう思いますが、失職した経験からは「働いている当事者たちには涙を呑むことになろうとも、です。」とはとても言えません。
それに、造船重機も電気労連(今、何て言うのか知りません、御免なさい)も連合の仲間ですし、問題のテーマは変わりますが動燃の組合もそういう意味では仲間ではあります。

 その前提でどうしていくか、が問われているように思います。

 それにしても ISAF参加?さん、あなたは私の嫌味には全然答えてこないみたいですが、反論できないと判断してよろしいですか?言っておきますが、相手が何を言おうがお構いなく勝手なことを言い立てるというのは「反論」とはいいません。あなたの大好きな日本共産党や講座派、社会主義協会の中央派や古手の労農派は、相手の言うことなど一切無視して言いたいことを言い放ちつつ無人の原を行く常勝将軍の集まりでしたが、そのようなものはすでに過去の遺物として忘れ去られつつあります。万年危機論と現実を無視した空疎な絶叫と、敵を作りだしては叩いてストレスを発散して何も成果を上げられず、挙句のはてには「おかしな考え方」などとレッテル貼りに走るような、人や集団が何か建設的な意味などもつわけもない以上、当然の成り行きでしょうけれど。

投稿: stamokap | 2007.10.23 23:36

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