9/6 大丈夫かねエレベータ業界
朝、マンションのエレベーターが止まってしまった。うちは低層階なのでいいが、上層階の人たちは、疲れた顔して降りてきていた。
すぐに管理会社に連絡し対応をお願いした。報告が出たのが12時。そんなにかかるものなのか。
原因を聞けば、エレベーターを呼ぶボタンがある階で接触不良になって、それだけの理由で使用不能になってしまったという。
地震になったときにエレベーターの閉じこめが問題になると言われている。以前、管理組合の理事会で、そうしたときの対応をどうするのか管理会社に問いつめても、「エレベーター会社を待って・・・」とお茶を濁された。言っている当の管理会社の社員を含めてその場にいた全員が「そんな非現実的な」という顔をしていた。だってメンテナンス会社の事務所は川向こうの浦和にある。地震の後に、荒川の橋など、渡らせてくれるものにはならないだろう。猛暑や厳寒期だったら、エレベーターの中で死人が出てもおかしくない。
そんな不安もあって、独立系のベテランのメンテナンス会社に聞くと、脱出するためには転落などの二次被害を防止するための注意が必要だが、そんなに難しい技術ではないし、エレベーターが二度と使えなくなるような作業ではないと言う話しだった。
今回、地震でも何でもない日だった。ボタン1つ付け直すのに5時間もかかったことになる。
寡占で、他の製品ならユーザーが自主的にメンテナンスなどをしているような水準の情報すら公開せず囲い込んで、人々の安心を質に取ったようなエレベーター業界の営業に問題はないのか、と思う。
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