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2007.08.02

8/2 国政と地域は言っていることやっていることが別です。民主党

ようやく私の尊敬する人たちが民主党の国会議員になったりして、あまり民主党の悪口はいいたくないが、地域の民主党とその系列に身をおく保守系無所属政治家が国家公務員宿舎の建設を促進している状況を見ていると、批判さぜるを得ない(受け入れに奔走している市長自身、上田元民主党代議士の系列県議であった)。

民主党は、国家公務員の特権を批判してきたし、ときには公務員バッシングとも言えるような国会質問を繰り返してきた。そのことの是非論はおいておくとしても、少なくとも公務員が喜んで住むとも思えないような公務員宿舎の建設を促進するなどということはその文脈からは出てこないはずである。

しかし朝霞市内では、かつての民主党代議士の系列に身を置いていた市長が推進するし、市議会民主党も反対する市民に対して一番冷淡な対応を取っているのだから、地方選挙で民主党を応援することは別だと思わざるを得ない。

こうした公共事業を歓迎するような保守系の民主党は、かねがね私たち旧社会党系に流れをおく民主党を抵抗勢力だ、大きな政府だ、とさんざんバッシングして、あいつらさえいなくなれば民主党は良くなる、国民にもっと支持を広げられるなどと妄想に近いことを言い続けてきた。しかし税金の無駄遣いの主人公はどちらだろうか。保育園や介護や生活保護、障害者政策の改善を求めてものを言うことが抵抗勢力で大きな政府と言われ、公務員宿舎の建設を止めるどころか促すようなことが何の後ろめたさもなく市民の批判に頬被りしていることの、どちらが将来に禍根を残すだろうか。

そしてこうした態度の民主党に、厳しい態度をとれない自民党も、何が改革実行力なのかわからない。公務員宿舎の建設を止めて税金の浪費を止めるぐらいなら、難しいことではないではないか。そもそも公務員の特権をなくせと、自治労や日教組をスケープゴートにして選挙をやってきたわけだろう。公務員自身にとっても実害の少ない特権なら、行政改革の既定方針どおり、公務員宿舎の増設という矛盾する施策を批判してみたらどうだろうか。自民党が一見正しそうなこと言っても、結局は野党系社会団体へのバッシングとしての行動しかやらないから、自分たちが今までやってきたこと自体には何のメスも入れていないから、今回の参議院選挙に負けたのではないか。地域の民主党のいい加減なところにきちんとメスを入れるのが対抗政党の役割ではないか。その程度の批判ができなければ、野党になったときにやることがなくなると思う。

●先ほどニュース23で世耕参議院議員が出ていた。コミュニケーション戦略の専門の人でも、安倍晋三のアホ論理の範囲内でしか解説的発言しかできないのがつらそうだった。トップがご都合主義の判断をしたことの合理化のために発せられるアホな論理を展開すると、下の人たちは、特に世耕のように側近的地位にいた人には、そのアホ論理の枠から出る発言を外部にすることはできない。対抗勢力が党内にないからなおさらアホ論理を誰も止められない。

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