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2007.07.09

7/8 勝手に辞める辞めると言われても

民主党の弱点は中長期の戦略がないことである。選挙が終わるたびに、かまびすしく党内抗争が行われ、党首が交代し、ムードだけの改革談義にあけくれ、落ち着きがないことである。

今回、鳩山幹事長、小沢党首、菅代表代行、渡部最高顧問(決意表明順)が次々に選挙に勝てなければ辞任すると表明した。これも毎度の悪い病気だと思う。
ほんとうにそれでいいのかいと思う。選挙で「決意を示す」「退路を断つ」とか言って、党首の敗北責任を選挙前から言及して、選挙までの戦略しか国民に見せないことがどういう意味を持つのだろうか。
歴代党首は、選挙に際して、党内世論の圧力で、毎度毎度退路を断つことを言明させられている。結果として選挙で目標に届かない結果で終われば退陣を余儀なくされて、政権交代に本当は必要な中長期の戦略を考える間もなく、人材不足の中で党内抗争にあけくれる。こういうどうしようもない道ばかりたどる党内世論って何だろうか。自らを戦国武将や維新の志士になぞらえる議員ばっかりだからではないかと思う。そんな時代じゃない。少なくとも今は政治をやって命を失うことの方が例外だ。

政治業界どうしでは、小沢氏も菅氏も鳩山氏も引退されてはかなわないと思ってもらえると思うが、大多数の国民はそんなことどうでもよい。自民党にお灸を据えたり、自民党に代わる選択肢として、力をつけてくれれば投票するだけで、党首が辞めると言おうが言うまいが、プラスの効果があるとは思えない。国民が辞めて欲しい党首なら効果的に結果が出てくると思うけれども。
政治家が退路を断ったからって、国民が評価するとは思えない。

職場でも、辞めてやる、辞めてやるといってわがままを通すような人の評価というものは、どのようなものだろうか。「退路を断つ」ということは美しい言葉だと思う。しかし現実にこの社会は、そんなに過去をばっさり切るようなことで動いている社会ではない。むしろ複雑化している社会システムの中では、逆境でのこらえ性が問われると思う。
複雑化している政治や社会システムを運営する担当者を選ぶという意味では、もっと落ち着きのある決意の示し方を見せていくべきだと思う。野党も、目標に多少届かなくても泥まみれになって次に挑戦するリーダーと、それを支える集団が必要だと思う。

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コメント

お灸をすえて、後はどうするんですか????
今回の参院選挙の大勝は小沢代表が一人区の有権者への日本のなが~い歴史から学んだ戦略戦術の実戦が功を奏したのではないかと思っています。その歴史小説の主人公は北条早雲です。一度”箱根の坂”を読まれては? 私は20年来司馬遼太郎の数々の歴史小説(街道を行くその他)を読み、読み返し日本の歴史を学んでいます。

過日サンデプロジェクト番組で小沢党首が”今の日本人は
政治、社会等々を学ぶのにもっともっと歴史を勉強すべきだ。たとえば”司馬遼太郎の歴史小説はわかりやすく読み易い”言われました。さすが!!!小沢一郎党首は政治家だと思いました
 

投稿: kirinkirin | 2007.08.28 15:51

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