7/18 和光に続き新座も議会改革が始まる・・・朝霞は何もない
詳細の情報は入っていませんが、新座の田中市議のブログでは、市議会に一問一答方式の質問が導入される方向になった。和光市も導入に向けて歩き出している。
朝霞地区四市の市議会の体質は古かった。ほんとうに古かった。随所に地主の談合システムが残っていた。つい20年前まで、地主に民主主義があり、小商人たちに市民権があり、サラリーマン家庭はどこに何言っても無駄な街だった。そして、いろいろなところでその風土が変わりながら、最後に残っているのが市役所と市議会である。
和光市は保守の流動化と地下鉄による新住民の流入で市議が大きく入れ替わり、市長も県議も人が変わるだけではなく選出基盤が異なる人による政権交代を経験した。市長が変わった人である新座(議論好きな須田市長)や志木(穂坂前市長と長沼市長)は、政治のシステムが近代化されつつある。
朝霞市はどうなのだろうか。一問一答方式の導入なんて誰も言い出していない。議会の情報公開も議事録を出しているだけで遅れている。
朝霞市議会は会派の拘束力が強いのに、選挙で出てくるのは無所属候補で、どの会派に誰が所属しているか、市役所で調べなければわからないぐらい。この情報不足は地元紙や新聞地方欄、地域紙の怠慢も大きい。さらには、市議会は未だに議案ごとの議員や会派の賛否すら公開していない。一部の革新系議員だけが資料にして支持者に送付しているだけだ。
どの議案に賛成したか反対したかわからない状態で、しかもほとんど全員無所属で立候補されては、選挙をやるときの判断材料はない。市議会に信託する意味がない。投票率か下がり続けるのも仕方がない。
そんな民主主義で、市役所にしても市議会にしても、選挙で市民から権限を委ねられているかのような言い方をして、裁量権がある立場にあるんだ、市民のいうことなんかいちいち聞いてられないんだみたいなことを言うから、頭にくる(基地跡地の利用計画なんかいい例)。裁量権があると僭称するなら、選挙のときの判断になる材料ぐらい、議会ごとに報告してみるべきではないか、と思う。おかしな判断をした公務員(ここでは議員や市長)を罷免するのは憲法で定められた国民の権利であるし、責務だと思う(この憲法の公務員(この公務員とは議員や市長のことです)罷免権が過剰な権利だと思う地方政治関係者がおられたら堂々を名乗ってご意見ください)。
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