6/3 蕨市長が元共産党市議に
●びっくり選挙結果。蕨市長選挙で元共産党市議が当選。
川口から浦和にかけての地域は、都市部の割に自民党が強かった地域で、社会党よりは共産党が強かったものの、だからといって一騎打ちに勝てるような票があるとは思えず、予想外の結果。
埼玉県南部の保守がマンネリで、新住民が多いのに地域おこしとか土着民優位の地域政策しかやらないことへのフラストレーションは強まっているのかも。保守系候補が8期の長期政権だった前市長の継承者だったことも仇だったはず。
今回の選挙でどうやって勝ったが、共産党から聴いてみたいが、きっとそういうほんとうの情報は門外不出だろう。新聞の地方欄で、対立候補と2人でずっと個別の課題についてそれぞれがコメントする記事が出ていたが、この共産党系の候補は共産党くさくないなぁ、と斜め読みして、しかし勝敗は付いているんだろうな、と、まじめに読まなかった。改めて新聞ひっくりかえして精読しよう。
せっかく共産党が与党を取れたのだから、責任ある与党になりうる政党に脱皮してくれたらと思う。民主が自主投票だったようだが、共産党を応援するような感じではなさそう。
蕨市議会がつまらないリコールなど乱発せず、共産党の現実変化を楽しんでほしい。たぶん1期で終わるか、共産党系として大事な部分を残しながら保守に迎合できるようになるだろうから。
女どうしの一騎打ちだった足立区は、近藤弥生さん当選。都議初当選から話題だらけで、面白そうな区長になりそう。
| 固定リンク
コメント
●埼玉県南部の保守がマンネリで、新住民が多いのに地域おこしとか土着富裕層優位の地域政策しかやらないことへのフラストレーションは強まっているのかも。●
強まっている、と思う。投票率が低くても、先の県議選で大物が落選し、番狂わせが次々に起こる。(所沢・狭山・入間・飯能)
土着非富裕層が「ふざけるな!」といいにしっかり足を運んだ結果だ。
蕨市民は革新市政を選択した。
次は、狭山、その次はいよいよぼくの住んでいる入間市だ。
日々ぼくなりにしんがりから闘いとっていきたい。
投稿: 田中洌 | 2007.06.06 12:14