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2007.04.23

4/22 統一選後半終わる

統一選後半戦終わる。土日にようやく休めた。

おとなり和光市の松本さんがトップ当選し、嬉しい。久しぶりに清々しい勝利に関わった。公示日前は細かい活動報告の配布を繰り返し、それと結合させるような選挙運動期間の売り込みが功を奏したのではないかと思う。細かい活動報告を繰り返すためには、一つ一つの議会の仕事を大切にしてきたベースがあってこそだと思う。政党会派間のかけひき、人間関係だけに埋没しているような政治家はなかなかできないことだと思う。

●友人知人の中では、
府中の小山有彦さん、千代田の小枝すみ子さん、多摩の岩永ひさかさん、市川の高橋亮平さんなどが当選。選挙カーを使わない船橋の朝倉幹晴さんも返り咲いた。同僚の妻、地方にいる同僚の夫も当選。岡山で知り合った長井さん、羽場頼三郎さんはこれから当選が出そう。
新宿の小野きみ子さん、佐世保の三浦さん大丈夫かな。板橋の横山れい子さん、渋谷の芦沢一明さん、高槻の野の上愛さんは大丈夫だろうけど、まだ結果が出ていない。
今回の選挙でポスター貼りを手伝わせてもらった柳家三寿さんが落選。足立区には浮動票があまりないんだなぁ。4年前の都知事選挙でご一緒した小平の渡部智暁さんも残念。このブログで取り上げた、板橋区長に挑戦した倉持さんも残念でした。
一方、こんな人が、と思うような人がいまだトップ当選していました。

あすは石坂わたるさんの結果が出ます。

●夕張市長選挙、最終的な結果は胸をなで下ろした結果となったが、「羽柴秀吉」が3000票近く取ったことはどう考えたらいいのだろうか。そんな名前で立候補するのは、どう考えたってまともな候補じゃない。そんなことわかって3000人もの大のおとなが投票したということは、深刻なアノミー状態なのだろうか。支持者のインタビューで「オーラがあっていい」「民間らしいがつんとした改革をしてくれそう」というコメント。これからの夕張市は、消費者相談を充実させる必要がありそうだ。

●奈良県生駒市の市議選が興味深い。まだまだ情報を追っかけているが、市の土地取得にからむ不正疑惑で誕生した新市長を、保守系会派の議員が予算案の否決などでこの1年、さんざん妨害してきたらしい。今回の市議選で、市長はたくさんの自派候補者を立てて、次々に保守系無所属の市議を落選させることに成功した。定数24のところ35人が立候補するような激戦だったようだが、本来、大選挙区の市議会議員選挙はそのぐらいにならないと流れが変わらない。また今回の市議選に候補者アンケートを取って市民に配布してきた市民運動の存在もあって、こうしたことも政治にまつわる情報を身近にして、選挙を有効なものにしていく大事な取り組みだったと思う。

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コメント

石阪さんは残念でしたね。

生駒市でも"刺客"選挙ですか。一昨年の総選挙といい、この間の滋賀県議選といい、兎角に権力に近い側にいれば皆そちらに擦り寄ると言う気がしてならないんですよね。逆に言えば野に下ってしまうと引力が消え失せる訳で、それが証明されたのが長野と徳島。

「観客民主主義」を克服して「参加民主主義」と言う言葉が聞かれて久しいですけど、ここ最近の状況を見ていると「参加民主主義」が「総与党志向」に堕落した気がしてなりませんね。これなら、まだ「観客」でいることがマシなのか・・・・・!?

投稿: 杉山真大 | 2007.04.23 20:33

石阪さんは残念です。

生駒や滋賀の刺客をどう考えるかはいろいろだと思います。地方議会の場合、首長にいい人を選んで、議員は利権がらみで選ぶ、ということを日本人はずっとやってきたわけで、そのことで70年代の革新首長は絶対保守多数の議会の前にずいぶん苦労されてきた人が多かったと思います。かつての埼玉県知事のように、出身の社会党議員を増やすという努力をしなくなり、保守の後ろ暗い人たちと手を結んでしまった人もいましたが。

小泉の刺客騒動は、政治を見えやすくしたという評価もできます。留保するのは、党内の政局に対して、解散という手を使って、解散の是非の因果関係とは全然別の野党を袋ただきにすることで勝利した問題点があります。
滋賀や生駒は、議会内の与党・野党の対決であって、私はとても評価しています。さらには有権者もきちんと参加して審判を下したわけで、これまでと全然違うと思います。
このことは、選挙というものの本質のためには、とてもいい傾向だと思います。
これまで「野党」「革新」を応援してきた側は、国会議員と首長の選挙ばかり熱心にやってきて、地方議会で多数派を取ることをはなから放棄している人が多かったと思います(逗子市議会とか一部の例外はありますが)。その結果、せっかく首長を取っても公約した善政の陰に多数派野党となった保守にたくさんの公共事業の利権を渡して取引しなくてはならなかったり、それができない不器用な首長はいじめ抜かれて行政が停滞するということになってきたのです。
政治なんですから、与党・野党と明確に分かれている場合、首長が与党を増やすための努力をすることは必要だと考えています。

投稿: 管理人 | 2007.04.29 14:35

その点、国立市の選挙結果はたいへん希望を持たせてくれるものでしたね。

投稿: o-tsuka | 2007.04.30 15:43

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