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2007.04.28

4/27 アメリカには河野談話を上回る謝罪

従軍慰安婦を政府が強制した事実はない、と強弁してきた安倍晋三が、アメリカ人の前で反省の弁。河野談話を否定しようと画策してきた安倍晋三の姿勢がすべて裏目に出ている。アメリカ人の前での卑屈な謝罪内容に、ウヨ支持者の考えを聞いてみたいものだ。

今までの間違った態度を改めたのはいい。しかし、直前に行われた中国首脳の訪日の中で何もいわず、被害者でもないアメリカ議会に謝罪しているのが、根本的に間違っているし、問題だと思う。アメリカ人従軍慰安婦がいなかった事実も見つけられないと思うが、従軍慰安婦問題は、日本人、朝鮮人、中国人、東南アジア国々の人たちにとっての大きな問題であるはずだ。

軍隊と一緒に戦地を彷徨った従軍慰安婦だった人たちに、政府は軍人なみの恩恵を与えただろうか。日本人に対してでさえ、軍恩の1割も誠意を見せていないはずだ。

●北朝鮮が拉致したとされる2人の子どもの問題でマスコミがにぎやかだ。繰り返すが、この問題は相当早くから話題になっていて、今頃という問題であるはずだ。今まで何をしてきたのか、というのがほんとうの話だ。
あわてふためいて外務省は、北朝鮮に2人の子どもとその母親を差し出すよう抗議しているらしいが、バカじゃないかと思う。
暴力団に拉致された人の親族が、しらばっくれる暴力団相手に、表玄関から家族を返せと抗議行動をしたら絶対返ってこないだろう。正攻法で返ってくる可能性があるとすれば暴力団の組織存亡の危機のときだけだ。正攻法でやられたら、暴力団も誘拐・拉致監禁の嫌疑をかけられるのを嫌って、闇に葬ってしまうだろう。
拉致問題に関しては、拉致問題全体について北朝鮮に抗議することが大事だと思うが、個別の人の帰還を実現させるためには、もっと手練手管を使わなくていいのだろうか。決してお人好しな国とは言えない北朝鮮が、抗議を受けたからはいはいと返すとは思えない。

●天皇・皇后の訪欧に、野依良治が付いていくという。訪欧は天皇家の旅行の中でも、最も教養と品位が求められるのでなはいかと勝手に考えているが、教育再生会議の滅茶苦茶な野依氏の主張を聞いていると、天皇には
不釣り合いで下品な感じがする。誰が推挙したのだろうか。安倍内閣の恒例行事でもある猟官運動でもあったのだろうか。

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