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2007.04.15

4/15 ポスター貼り

朝から職場先輩の闘争仲間の足立区の候補のポスター貼りに出る。
候補者は当選をあまり楽観できないはずだが、こういうときには団塊の世代の仲間が結集して出てきて、足立区全体で1、2位を争う早さで作業を終えることができた。

都内の他の区では95年か99年に20代の議員が誕生して、選挙風土ががらりと変わったが、足立区は03年にようやく若手議員が出てきたぐらい。99年の区議選ではトップ当選が80歳代、最も若い候補者が40代後半という土地柄だった。なので、話題になるような候補者が出たことがなかったようだ。

今回の団塊の候補者は、職種が変わった人で物珍しいのか、公明党や自民党のポスター貼りの人たちに、「こういう人が1人いた方がいいんだよ」と、smapの「世界で一つだけの花」の歌詞のような激励をいただく。保守や公明党の厚い地盤の足立区だが、都内の西側や神奈川の有権者のように無意味な厳しいこと言わないところがいい。

それと、集まった団塊の世代の人たち、それぞれ学生のときに対立していた党派に属していたみたいで、「誰かがこれだけたくさんの人が集まればちょっとしたセクト立ち上げられるぜ」なんて言う。私は「もう20年早く議会闘争に戦術転換できたら、セクト対立解消できていたのに」と冷やかし、一同爆笑。

私が選挙闘争に冷ややかになることより、熱心に取り組むことの方に価値をおくのは、まさにこれだからだ。


P1000042●ポスターを貼っていたら、3年B組金八先生の桜中学のロケ地に出くわす。
廃校になったが、東京未来大学という名前になって、今月から再出発している。

●今日、加入しているメーリングリストで知ったが、板橋区長選挙が、自民vs民主社民連合軍という構図になる中で、共産党が独自候補を出している。しかし、板橋区労連など、共産党の有力支持団体のいくつかが共産党推薦候補ではなく、民主・社民連合軍の候補に推薦を出しているという(「きけわだゆうのこえ」より)。

便宜的な野党統一候補として民主系首長候補に共産党が相乗りする話はあったが、これは共産党の体質変化ではなく党利に叶うからである。今、共産党に必要なのは政治情勢を捉えて自らの党を戦後の高度成長期とは違うものに質的変化をさせていくことである。そのためには内部でかなり深刻な議論を必要とするはずだ。そういう意味では、板橋の共産党や共産党系団体が今回の区長選挙をめぐって態度を分裂させたことは、板橋の共産党をとりまく人々の中で体質変化が本格的に始まっているということだと思う。今回、板橋の共産党内はいろいろ傷つくことになるかと思うが、ぜひとも前向きに捉えて、区長選挙での勝利とともに、共産党の体質変化につなげてほしい。きょうのポスター貼りでも共産党の高齢化、出遅れ感が否定できなかった。

板橋の共産党は、宮本顕治独裁体制下だった時代から、リベラルな立場だったと聞く。北海道で大学の最初の担任が共産党構造改革派で80年代に除名されたが、その人が共産党の政治家でまともな人と指名したのが、当時東京9区の共産党代議士だった。この候補は、市民社会での共産党のあり方というのをよく心得ていたみたいで、中選挙区制の時代は、社会党候補がなかなか太刀打ちできないぐらい強かった。
それにしても板橋の政治情勢で思い出すのは、全国の民主党発足に先立つ3年前の1993年、定数是正の与党案に賛成して社会党を処分された国会議員、渋谷修氏による板橋民主党の結党だ。今回の共産党系団体の判断も、ひょっとすると大きな流れの予兆かも知れない。東京23区の辺境とも言える板橋区、あなどるなかれと思う。

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コメント

共産党系が民主系の候補を支援とは・・・・・そう言えば民主系の区長候補って、元を正せば構造改革派から社会党→社民連へと渡り歩いて民主党に属した方なんですよね。その一方で土屋某の様などう見ても右翼の方が都議になっているのだから、民主党も良く言えば多士済々・悪く言えば玉石混淆なんでしょうね。

投稿: 杉山真大 | 2007.04.17 23:31

1945年の日本社会党はもっと多士済々でしたよ。岸信介も入党を希望したぐらいです。いまごろ安倍晋三が社会民主主義のリーダーだったりしたかも知れません。
問題は、民主党には、核となる政権思想や、経済思想がないことです。これではパブロフの犬的に政局反応しかできないし、遠心力が働く時や政策転換をするときの基軸がつくれないのです。

現候補は、私の帰属意識を刺激する社民連の数少ない地方議員だった方で、生活クラブの立ち上げにも関わった方だと聞いています。結果がいいように出るといいなぁと思います。先日、福祉のことで板橋区役所にヒアリングに行きましたが、こういう区役所のマネジメントを社民連系の人材ができればほんとうに喜ばしいことだと思います。

渋谷修さんという板橋民主党の創始者がいて、まっすぐな方なので、社会党から除名されて以後、社会党を遠ざけていて、さきがけ経由で民主党合流時には鳩山邦夫さんに庇護を求め、土屋を呼び寄せてしまいました。後に、土屋が思うように動かない人間だとわかり、今は政治家として再登場するかどうかわかりませんが、板橋の野党結集の重要なキーマンの1人になっているようです。そのことがニューウェーブの会に郷愁を感じる私にはとってもうれしいニュースでした。

投稿: 管理人 | 2007.04.17 23:45

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