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2007.04.11

4/11 他人のせいばかりにするな

KDDIの要求で自分の住むマンションで行ったテプコ光の回線増強の工事後、光回線は使えるのに我が家の回線電話が使えなくなった。
KDDIに調べてもらおうとあらかじめ教わった電話番号は、6時すぎていたので留守番電話。KDDIの番号がわからない。やっと見つけた電話では自動応答の声でたらい回しにされたあげくに、出た肉声電話が「ここはauなので関係ありません」。そんなばかな関係あるところに回せと要求したら、NTTの116に聞けと突き放される。

こういうような、ユーザーに不具合が発生したことと、自社の工事のタイミングが一致すれば、自分のところの責任かも知れないと考えるのがまともな感覚だと思うが、KDDIの論理ではそうではないらしい。
埒があかないので、NTT116に電話かけたら、これまた直接担当の人につながらなかったものの、折り返し電話がかかってきて、「何らかの回線異常でつながりませんねぇ。わが社では何もしていませんが、念のためあす伺って調べます。ご在宅でなくても結構です」と気持ちの良いこたえ。

日経新聞を中心に、NTTはお役所仕事で非効率、KDDIは民間企業だから効率的、と宣伝され、私たちは刷り込まれている。NTTが塗炭の苦しみで全国の回線網を維持しているのに、競争が働いていない、と競争神話の人たちから罵声を浴びせかけられ続けている。
しかし、テプコ光がうちのマンションに開通して以後、何度か回線がらみでトラブルがあって問い合わせても、テプコの回線を保有している会社(最初は東電、今はKDDI)から毎度「うちじゃない」「知らない」「NTTに確かめてくれ」「プロバイダーの責任なのでそちらに聞いてくれ」という回答しか来ない。商売道具の回線を何だと思っているのだろうか。私鉄電車が事故を起こして、鉄道会社が事故について「警察に聞いてくれ」、「技術がわからないから国鉄に聞いてくれ」と言っているに等しい。言葉使いは綺麗だが、またそれが余計に人をバカにしているみたいで腹が立つ。
NTTは自社のミスではない問題にも対応するために、24時間スタンバイしている。決して誰かのせいとは言わなかった。

営業の説明が下手だったために、我がマンションの光回線の導入でNTTは敗退した。が、トラブルの対応の姿勢を見ると、これでよかったのか疑問を感じる。KDDIは、民間企業は効率的だ、という神話にあぐらをかいた会社だと思う。

●給食費滞納がやたらにクローズアップされている。その非科学性については、共同合宿所というブログにうまいこと書いてあるので紹介するが、宇都宮市では給食費に保証人まで要求しているという。どうかしている。

宇都宮市の給食は水準が高いことは、見学に行って知っているが、こんなことをやっているとは残念な話だ。
払いたくても払えないような人には、保証人が見つけられない人がいる。一方、払えるのに払わないような人は保証人をいくらつけたって意味がない。

そもそも義務教育課程は無償が原則だというのに、ほぼ義務として食べなくてはならない給食が有償なのはおかしい。公が子どもに押しつける教育の一環なら無償化すべきだろうし、有償なら、食べなかったり、えり好みする権利を与えたらどうかと思う。

さらには、児童手当を引っ張り込むとおかしな話になる。給食費踏み倒している保護者も児童手当を受け取っている。給食費を踏み倒している親が、受け取った児童手当を子どものために使っているとは思いにくい。集合の概念になるが、どう考えても、自分の家計を省みても、児童手当を他目的使用している保護者>給食費を払わない保護者である。

そもそも動機が不純な児童手当という何に使われるかわからない補助金をばらまく前に、給食の完全公営化をやるべきだろう。児童手当をばらまいてお金をあっちに動かし、給食費を徴収してお金をこっちに動かし、銀行に手数料を払っているだけである。不払いだ何だと嫌な思いをさせられるような制度設計をしていることが問題だ。保証人を頼む手間だって、コストがかかる。
少なくとも、滞納される心配があるなら、児童手当から天引き徴収して、実質持ち出しをゼロにしたらいいじゃないかと思う。

●離婚後300日以内に生まれた子どもの父親の問題で、自民党は法改正案を提出しない方向に行くようだ。非科学的な陋習、因果のない因果関係の好きな政党だと思う。

給食費滞納、宇都宮市が確約書配布…「保証人」に苦情も
 宇都宮市教委は、市立小中学校93校に通う児童・生徒(約4万人)の保護者全員に今年度から「給食費納入確約書」の提出を求めることを決め、書類の配布を始めた。

 支払いが滞った場合に備えて連帯保証人も求めており、保護者からは「きちんと払っているのに保証人まで必要なのか」などと苦情が寄せられている。

 確約書は市長あてで、「私は、学校給食費を納入期限までに納入することを確約します」という内容。連帯保証人については住所、氏名、電話番号を記すほか、押印も求めている。

 同市の2001~05年度の滞納者は702人、滞納額は約3289万円。昨年9月以降、悪質な滞納者に対して簡裁への支払い督促の申し立てなどを行い、今年2月現在、446人、約2414万円に減少した。

 しかし、06年度も新たな滞納があり、市教委は「保護者の意識を高めるため」と確約書を求めることにした。ただ、「給食費を払っているが、保証人の選定は難しいという場合は、個別に相談に応じるよう校長にお願いしてある」という。

 同様に、保証人の記入欄がある確約書の提出を求める方法は、長野県伊那市教委が05年度から、山梨県笛吹市の一部中学も06年度から行っている。
(2007年4月11日19時38分 読売新聞)

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コメント

時折、私の拙いブログを紹介してくださってありがとうございます。
確かに払えるのに払わない行為は問題ですが、だからといってこの報道の加熱ぶりに対し、給食費のあり方の根本については問われていないというのがねぇ。
教師やPTAが徴収にエネルギーかけるぐらいなら確かに児童手当から天引きというのはいいアイディアですね。
でも、管轄省庁が違う、とか言って、実現しにくかったりして。どこもかしこも、「自分の仕事とは関係ありません」というKDDI化状態というのも困りもんです。

投稿: うがんざき | 2007.04.13 23:33

どうでもいいようなモラルを楯に、そんなに立場が強くない人をバッシングするような議論、右も左も大好きですよね。こういうことにヒートアップする人、嫌いです。
2500円程度の給食費、不払いが1%のことを社会が終わるかのように嘆くより、土地持ちの固定資産税の不払い摘発する方が効率的だし、モラルに叶っているんじゃないかと思うんだけど、実際には、(おとなりですが)市長が土地持ちの固定資産税を回収不能とすることにハンコついていたりするんですよね(これは8年ぐらい前に市議会でも問題になったようなので議事録をごらんください)。さらには税金にたかって、自分の家を公園用地として買い取らせ、土地代ばかりか補償金やらせしめる有権者もいるわけで、こんなのも、誰からも非難されずぬくぬくとしているわけです。

投稿: 管理人 | 2007.04.14 07:10

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