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2007.03.20

3/20 大都市のパチンコ業者を守る最高裁

稚内に600キロも離れた札幌のパチンコ屋が出店しようとしたことに対し、地元のパチンコ業者と社会福祉法人がタッグを組んで児童遊園を建設して妨害したことが違法との最高裁判決。裁判官は藤田氏。

社会権を無視し、財産権ばかりを強調した歪んだ判決と言える。風営法の規制を利用することが違法なら、風営法自体が違法とする判決である必要があるんじゃないだろうか。

パチンコ店だからこんなアホ判決が通るんじゃないかと思う。もしこれが売春産業だったら、こんなアホ判決が出せただろうか。石原慎太郎がやってきた公共施設をタテに取った歌舞伎町の浄化作戦なんか、業者が裁判に訴えれば違法とならなくてはならないんじゃないか。

こうした判決が出た以上、公共施設をあらかじめぼこぼこ建設するしか、地域社会がパチンコ店の乱立に歯止めを掛ける術はなくなってしまった。財産権の自由の前には、社会秩序はもちろん、憲法で生活を守る権利すら否定される。権利ばかりで責任がないとか何とか偉そうなことを言う人たちはこういう自体に抗議しているのだろうか。

さらには地域経済の問題もある。北海道の最果てにまで、札幌の資本が富を収奪にかかっている。パチンコ店が悪いとは言い切れない。しかしできればそれは、地域社会の見守りの中にあった方がいいし、ギャンブル性の強い産業である以上、地域社会にお金が還流するシステムの中にあるべきだろう。しかし札幌の業者がやってきて稚内の人たちを最低賃金すれすれの賃金で雇い、残りは札幌にもっていってしまうとすれば、まさしく僻地の富の収奪になる。

疑惑だらけの最高裁の判決には眉唾をした方がいい。

●朝日の夕刊の「安倍政権の空気」という連載記事がうさんくさい。毎度毎度、安倍シンゾー人脈のヨイショが続く。横浜のヤ●ザの政治部、菅義偉の圧力に屈しているのだろうか。今日は、山田厚史論説委員が書いた記事だが、残業代踏み倒し法案を推進した八代尚宏をヨイショしている。観念的平和主義には甘いのに、規制緩和に無批判で、社会的弱者に厳しい新聞だ。

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