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2007.02.11

2/10 インターネットに名前も出てこない候補者

参議院埼玉県選挙区の2人目の候補者が決まるが、元電通社員とかいうことで、なんかなぁ。
雇用問題を訴えるとか言っているけど、独占、高給取り、下請け、丸投げ、ヒエラルキー、政治家有名人二世のコネ就職、最近では公共事業でみそつけたような広告会社にいて、何が実感になるのか、お手並み拝見である。
インターネットで調べてみたけど、この2人目の候補者、全然、名前が挙がっていなくて、その程度の社会活動の経歴の人で大丈夫なんだろうかと思った。正しいことを言えるけど、理念も理想もこうしたいという欲求もない候補者だとしたら、有権者を欺くからごめんだと思う。
民主党の公募って、ほんとうに公正に効果的な候補者を選んでいるんだろうか、と思うことが多い。選ばれてくるのは、大学院生か広告代理店勤務、バブル感覚の40前後の連中か、エリートニートの30歳前後ばかりで、後ろについてるボスの影響力の順番に有利な選挙区を落下傘で決める。有権者にとっては面白いことは何もない。

●民主・社民協力が期待できた大分選挙区が、社民の強引な候補擁立で、空中分解しそうになっている。全くもって残念なことだと思う。
このまま分裂選挙になれば、03年市長選・県議選、03年総選挙、04年参院選、05年総選挙と、大分の民主・社民の快進撃もせっかくのチャンスの中でつぶれてしまう。
民主には、大分では社民党が野党第一党であるという厳然たる事実に対する認識を持ち、社民には、民主が取り込めるいろいろな票を意識してもう一度白紙から再考することを期待したいけど、無理かも知れない。

冗談の話では、郵政解散で追い払われた衛藤晨一氏を社民党籍(党籍をおかないと自民党に戻るから)で野党統一候補にしたらどうか、とあほなことも考える。タカ派の民主より福祉畑の衛藤、というムードもあるみたいで、下手な新自由主義の保守が民主で出るよりまともな選択だと思うところもある。

2007年2月11日(日) 埼玉新聞
2人目に行田氏擁立 民主党県連 予定候補出そろう
 
 民主党県連(枝野幸男代表)は十日、常任幹事会を開き、七月の参院選埼玉選挙区(定数三)に二人目の公認候補として、元広告代理店社員の行田(こうだ)邦子氏(41)を擁立することを決めた。県連は党本部に公認申請しており、十三日に正式に公認が決定する見通し。

 行田氏は党本部が実施した二〇〇三年衆院選の公募合格者。埼玉選挙区では既に四人が名乗りを上げており、民主の二人目が決定したことで主要政党の予定候補者が出そろう。七月に向け、各党による選挙準備が本格化する。

 行田氏は岩手県出身、東京都大田区育ち。国際基督教大を卒業、一九九八年から電通に勤務、出馬のため今月会社を辞め、現在は夫とともにさいたま市浦和区に住んでいる。会社員だった経験を生かして女性の働きやすい環境づくりなど、雇用問題を中心に訴えていくという。

 民主党県連は昨年、現職の山根隆治氏(58)の公認を決めており、二人目には女性候補者を中心に選考を続けてきた。〇四年の参院選では島田智哉子氏に加え、党本部が主導した弓削勇人氏を擁立。二人合わせた得票数は百二十万票と他党を圧倒し、島田氏もトップ当選だった。

 しかし、弓削氏は落選し、二議席確保はならなかった。その反省を踏まえ、今回は県連主導で候補者選定を進めてきた。

 十日に会見した枝野代表は、党本部との調整で時間がかかったことを認める一方、「前回とは違い、丁寧なプロセスを踏んで県連主導で決めることができた」と語った。

 選挙戦術として、県内を南部や西部のように地区ごとに担当を分けて、票の掘り起こしを進める考えを示唆。その上で「両候補が票をバランスよく配分できれば、二議席は可能」と自信をみせている。

 県連は十三日に大会を開き、行田氏をお披露目する。

 埼玉選挙区にはそのほか古川俊治氏(44)=自民、高野博師氏(59)=公明、綾部澄子氏(48)=共産=が出馬を表明している。

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