1/5 ゴルチエが消える
きょう、借り物のかばんをいつまでも使うのは悪いと思って、かばんを買いに行った。ゴルチエのかばんが安かったので、思い切って買ったら、国内販売は終わるという話を店員から聞いてショック。
25歳ぐらいまでは貧乏暮らしで、ブランド物は祖父が愛用したバーバリーのお下がりぐらい。就職活動の末期にようやく定職をを見つけ、就職して2~3年ぐらい経た頃だろうか。月の手取り収入が15万を超えるようになり、なんとかボーナスが出る季節に少しは嗜好品に使うお金ができてき始めた頃、最初に自分で選んで買ったブランドものがゴルチエの眼鏡。職業柄、少しだけ目が悪くなって、腕のよい眼鏡屋にレンズ選びをしてもらったが、眼鏡に凝ることも大事だと教わって買った眼鏡だ。
眼鏡のほか、その後買った財布や手袋、名刺入れの少しとびぬけて、性差を超えるデザインが気に入っていたので、ほんとうに寂しい思いだ。
●今朝、通勤途上の新座市の歩道上で、初めて市の禁煙監視員を見た。おかげで今日は吸っている人はみなかったし、いつもより吸い殻は少なかった。効果が上がっていてありがたい。
4市で喫煙を取締る地域を「路上禁煙区域」としているが、表現が良くない。条例では全市域が路上禁煙のはず。駅周辺の特定の地域は「路上禁煙区域」ではなくて、監視員をおき罰金を取るのだから「路上喫煙取締区域」とすべきじゃないだろうか。区域外の喫煙は今もひどい。
●新年の仕事始め。選挙だらけの一年が始まった。4月に統一自治体選挙、7月に参議院選挙、おまけに11月に市議選がある。自民党の選挙対策に、私の勤務先の労働組合が格好のスケープゴートにされる下情報があちらこちらから入ってきているようで、幹部たちのあいさつにも、それを意識した言葉が多かった。
20代終盤は、いろいろな人に出会い、励まし合うのが楽しくて、仕事に矛盾をきたさない範囲で、万難を排し自腹を切って知人・友人を応援しまくっていたのに、何だろうか。とにかく今は万難は排さなくなった。尊敬できる人で、私が行かなくては、となったときだけ一所懸命やっている。
いろいろな事情があるにせよ、不義理を果たしていることの方が多くて、選挙にチャレンジして期待していただいている友人・知人のみなさんには申しわけない思いでいる。
今度ある選挙の中では、自分のまちの市議選がいろいろ考える。少しでも新住民の声を届けられる人を増やせたらいいなぁと思う。8年前の選挙で私の考え方と一緒じゃないけど近い人が1人増えて、朝霞市の環境問題や自然保護運動は前進したように思う。この人にも当選してもらうのは当然としても、古い人が多い今の市議会に風穴をあけていくためには、また別の人が増えてもらいたい。できればサラリーマン経験のある女性がいたらと思う。子育てに苦労していたりすると、マンション買って朝霞に住み始めた世代の人たちと思いが共有できそうだ。
もしそれに失敗すれば、前回始めて40%を割り込んだ市議選の投票率が、さらに下回り、有権者の3分の1の投票すらない市議会になってしまうだろう。
それにしても、ベッドタウンの住民の大半は月給取りである。したがって古い言葉で言えば「勤労大衆」の受け皿になる政治勢力ががんばってほしい。しかし、本来は勤労大衆のための党であったはずの旧社会党や旧民社党がこの地域でその受け皿として役割を果たしているのだろうか。どちらもこの地域の顔はあまりにもイデオロギー色が強すぎる。基地の街だったから仕方ないけども、北海道までいかないが、東京の多摩地区なんかと比べてもどうして埼玉だけこんななのか、と思わずにはいられない。
●名古屋の長田百合子の妹杉浦昌子が姉をまねてやっていた引きこもり更生施設「アイメンタルスクール」の関連会社で脱税があった。青少年に強制労働をさせてピンハネしたお金を隠匿していたという。子どもの権利条約を「あれは発展途上国のもの」と批判しながら、発展途上国の子ども並みの扱いをしていたことになる。また、働いてもない代表の息子に給料を払ったりしていたという。引きこもりの親から巻き上げたカネで、働いてもない息子にお金を出していたとは、冗談にもほどがある。公徳心がなさすぎる。どうしようもない連中だ。
●佐藤優「獄中記」を読み始める。特異な才能がある人が、物事をどう捉えて行動するのか、とても興味深い。
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