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2007.01.21

1/20 地図があらわすアメリカ社会化

午前中、管理組合理事会。来客用駐車場に常駐していたクルマに注意ステッカーを掲示した翌日に灯油をまかれる事件があり、その善後策を話し合う。
午後は、管理組合支援のNPOの会議。2011地デジ化と東京タワー移転によって、マンションがひきおこす電波障害範囲が変わるが、そのことのコスト負担を危惧して対策に取り組んでいる理事から国との交渉の報告があった。
マンションの影で電波障害を受けている周辺住戸への対策はマンション管理組合が行わなければならない。通常は建設時にデベロッパーで対応がすませてあるが、この変更のために、新たに受信障害になる住宅への対策や、従来の受信障害対策設備の撤去費用など、管理組合が7桁のコスト負担をしていかなくてはならくなる可能性が高い。
このことに対して国が全く影響調査もやっていなければ、コスト負担のあり方について検討してこなかったことが判明。国会は社民党も含めてノーチェックで法案が通っている。これまで電波障害対策については原因者負担という考えでコスト負担を整理してきたが、今回の場合は原因どうなるのか、また地デジ化による受益者は誰かということが今後の論点になるようだ。
余談だが、政党へのアナウンスを行ったようだが、こうした対応では肝心要の与党J党で対応に出た議員(大阪で旧社会党から移籍したらしい)は「マンションなんてお金持っているんだから自分たちでやったらどうですか」と返したらしい。最近、改革イメージで粉飾しているJ党も、こういうところで都会人の味方ではないと馬脚を表すのかもしれない。マンションに住むJ党支持者の離反を招かないためには、この担当を外した方がいいと思う。
地デジ化の動機は、①テレビ受像器や受信設備の買い換え需要の喚起(電機業界の金儲け)、②NHKの受信料管理の厳密化(受像器の所有者を全部管理できる)、③開いたアナログ波の電波の転用(ドコモやauに対抗する携帯電話業者が電波枠をよこせと騒いでいる一件と関係ありか?)のようだ。
テレビ業界は、女子アナ使ってふざけた啓発CM流しているが、消費者はいい迷惑だ。テレビを見ないという選択肢が一番いいのだろうけど、万難排して見たいと思うような番組に限ってNHKが流していたりして、悩ましい。

●テレビ番組「あるある大事典」の番組ねつ造が大騒ぎになっているが、テレビで芸能人の口から流される科学情報をまともに信じる方がバカじゃないかと思う。テレビの流す情報は視聴率と広告代理店経由でのスポンサーの介入で成り立っている。普通はコストか労力かけて集めるべき情報が、ブラウン管からタダで流れてくるのだから、PR会社の仕込んだ調子のいい情報が流れがちだということは覚悟すべきだ。どうしても正しい情報をくれというなら、対価を払って情報を手に入れるべきだろう(対価を払っている新聞や雑誌だって、大きなお金で情報が変わることがあるぐらいだから)。
それで健康障害があるならともかく、今回は納豆食べるとダイエットだっけ、納豆が体に悪いことなんかない(納豆菌そのものは猛毒らしい)し、ダイエットはできなくても花粉症対策はじめ免疫系のトラブルには効果があるんだから、裏切っただのとかまびすしく文句いうなって、思う。

●あす行こうと思っているイベントの会場について調べていたら、サイタマ県がアメリカ型のクルマ社会に移行していることをつくづく思い知る。
日本の案内地図にはたいてい駅が入る、と中学校のときに講談社プルーバックスで読んだことがある。会場の地図を探していたら、主催団体以外のものでは駅のない地図しかない。駅から徒歩15分らしい。季節が良ければ歩くけども、とても寒そうなのでバスの時間を調べようと思ったら、どこにもバス路線は書いていないし、どの地図上にもバス停も書いてない。この施設を利用したい人はマイカーで来てくださいということかな。何とかバス会社のHPを探したけれども、東武バスの分社化でこの地域のバス路線は粉々になってサードパーティーのバス会社ばかりだから、バス時刻表のHPが整備されていない。始発のバス停の時間は出ていたので、何とかそれで予定を組めるかな。ここまで苦労してバスを使う人って、私のようにマイカーを拒絶している人しかいないだろうなぁ。

●古い話になるが、今年の歌会始の御製は「務め終へ歩み速めて帰るみち月の光は白く照らせり」。労働歌のようで天智天皇の百人一首のうたを思い出す。それと、苦難にみまわれる給与所得者をうまく描いたんじゃないかと思うのだが、子の命名に因果があるように感じるうたでもある。

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コメント

我が茨城も同じですよ。マイカーが無いと生活の用が成り立たない。自分の近所のバス停を走っていたバスは早くも20時前には終バスで、殆ど利用者がありませんでした。挙句の果てに昨年秋からは日中の三往復に大激減(泣

そのくせ深夜の駅前には送迎の自家用車が殺到するのですから一体全体・・・・・これじゃ誰もが都心に住みたがりますよね。

投稿: 杉山真大 | 2007.01.21 21:36

くだらなクラブ(R)の漫画居士柴岡秀一といいます。
いつも興味深く拝見させていただいております。
まともなことを一口サイズにまとめて発表しているサイトが少ないので、
こちらのサイトは本当に貴重だと思います。

テレビのデジタル放送移行の件、いささか甘く見てらっしゃるようにお見受けいたします。

 デジタルテレビ強制移行の最大の問題点は、
総務省がボタンひとつで、好きな局を好きなときに放送を停止できるコトです。
多分、総務省は言論統制のために導入したのだと思われます。
デジタル放送移行が決まって以来急にNHKをはじめとするTV放送がすべて提灯持ちになったのは、そのせいでしょう。

■拙サイト
 http://www.toheart.to/%7Emanga/nicky/nicky.cgi?DT=20060824A#20060824A


投稿: 漫画居士柴岡秀一 | 2007.01.22 21:03

> ②NHKの受信料管理の厳密化
黒川さんの遭遇されている問題とは異なりますが…。私はいわゆる受信料支払い拒否主義者ではなく、カラー契約をしていますが、先日、NHKに対する感じが激変するほど不快な営業に接しました。地デジ化に向けて、住んでいる賃貸のオーナーが、建物に配線されているケーブルTVのセットップボックス(STB)を、非加入世帯にも無償で設置してくれました。BS各局も受信でき、今のところBSも地デジも興味はないので、電源を入れずに地上波受信線としてだけ使っていました(それでも部屋のアンテナ端子より画像向上)。予想してはいましたが、数ヶ月たった先日、NHKの営業マンが来て「お宅はBSの受信設備を設置された。ゆえにBSカラー契約に変更せよ。これは放送法に基く請求であり、見る見ないは関係ない。視聴料ではなく受信料だ」と。ニセ者ではないし、放送法には従ってよいと思うし、いずれNHK-BSは利用せぬとも限らぬし、と甘く考え、署名捺印。その折り、根拠たる放送法の文言の提示はないものの、まあ書いてあるんだろうと判断。ところが、ネットで文言(第32条)を確認すると、テレビはともかく、STBに関しては「受信設備を設置した者」は私ではなく賃貸のオーナーじゃん! と…これは揚げ足取りか? 「放送の受信を目的としない受信設備」の設置者は「この限りでない」と続く文言も、STB設置は“BSの「受信を目的としない」”ことは明白。今後、こうした形で地デジ対策する共同住宅が激増するでしょうから、増収に躍起のNHKはそこをすべて「BSに変更せよ!」と強制増額を全国で徹底すること疑いなし。放送法がそもそもBSや地デジを想定していないのが問題ですが、“BSは見ないよ”という契約者はそうとう不快な思いをするでしょう。月945円が惜しいオマエが貧乏なんだヨ、ということなんでしょうが、好意的視聴者=契約者の心証まで著しく害すること必至。BSは視聴料とし、スクランブルなどで選択性を持たせるべきと思います。もちろん公共放送はそれなりに守るべきという認識も肝要ですが。

投稿: へうたむ | 2007.01.23 01:59

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