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2006.12.24

12/24 若者との政治談義

楽しみにしてきた年に1回の忘年会が昨日あった。10代、20代にいろいろな運動をしてきた(している)人たちが集まる。政治好きの若者も多いので、政治談義をいろいろ聞くと、今の若い人たちがどんな政治センスをしているのか、どんな判断するのかがまぁまぁ分かる。社会党河上派の研究をしている友人が自己紹介しても若者にポカンとされるのは昔からだ。
昨年までは、いかによい改革を行うか、という議論がほとんどだったが、今年からは、改革の話はほとんどなくなり、昨年までは色物に見られがちだった「左派」という言葉が飛び交ったのが印象的だった。
酒が久しぶりだったので不覚にも悪酔いしてしまって、完徹するつもりが、3時にドロップアウト。少しお財布に無理してタクシーで帰宅(参加費がタダみたいなものだから、トントンだが)。タクシーの運転手さんがやさしい運転をしてくれて心地よかった。

●参議院富山選挙区で、民主・社民の共同候補が擁立されることになった。まだまだ社民党の組織力が強い地域が残っており、それを他の地域のように自然解散のようにせず、未来の「よりまし」な選択のためにも、富山の民主・社民の関係者の決断は嬉しい。
社民党には、独自性=独自候補という乱暴な玉砕理論が根強い。とりあえず今ある組織のうち大多数の人たちを囲い込んでおくことができるから。でもそれを10回繰り返すと、1回の選挙での歩留まり95%が続いても、10回続くと6割まで凹んでしまう。
現実に選挙をたたかう側からはそれだけでいいのか、という反問がずっと続いていて、それに党が満足な答えを出さないことで、この間、数少ない現職議員が改選時に次から次に引退したり、民主に移籍したりすることが続いていた。
民主党が保守的な日本のマジョリティーを市民社会的にアレンジ(市民が主役とかタウンミーティングとか)した手法で捕まえているとすれば、自民党は保守的なマジョリティーを家父長的にアレンジ(絶叫パフォーマンスとか私に任せろとか)した手法で捕まえている。自民党には公明党というバランサーがついているが、今のところ民主党にはそれがなく、党内抗争で意地を張ってバランスを取るしかない。民主党のバランサーとして社民党の役割は大きいが、なかなかその役割を見いだすような状況ではないようだ。

●政府予算の財務省原案が発表される。整備新幹線に大甘な予算に疑問を感じる。計画の中で合理的な意義を見いだせるのは、九州新幹線の博多・熊本間ぐらい。今の在来線では1時間に特急が3本走っていて、普通電車に影響が大きく、都会の複々線のコストに比べたら建設費は少ないのでやってみたらいいと思う。他は、採算も利便性も怪しいものが多い。特に北海道新幹線、長崎新幹線は、現在の在来線の改良するのと、コストや効果の比較をきちんとやるべきではないか。
北海道新幹線は青函トンネルを速度の遅い在来線の寝台列車や貨物列車と共有して使用するため、新幹線そのものは高規格でも、有効なダイヤを組めるのか疑問だ。それなら青函トンネルに貨物を通さなければいいという議論が出てくるが、残念なことに青函トンネルの収入は貨物に依存している割合がとても高い。貨物を無視して青函トンネルが維持できるかどうか危ういのだ。また札幌延伸という欲深い無謀な要求のために、新函館駅が函館市内から自動車で30分はかかるところにできたことで、青函航路の高速艇との時間競争力はない。運賃も多分新幹線の方が高くなるだろう。
長崎新幹線は、現在のJR九州の在来線特急より10分から20分しか時間短縮しないというし、佐賀県鹿島市など在来線特急がなくなると交通手段を失う地域も出てくるため、全ての費用対効果ではマイナスではないかと思う。
佐賀県や鹿島市が慎重姿勢を示していることは大切なことだと思う。あと新幹線になると特急料金がはね上がる。それも効果としてどうなのだろうか。

●21時からテレビで「北の零年」が放映される。小学校のときの友人が助監督となった作品だ。

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