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2006.11.04

11/4 ほんとうの説明責任

次世代育成支援行動計画の普及市民活動として「子ども子育て連続講座」を始めた。初回は、市内の小学校の先生で、30年以上の教育生活、ほぼ毎日ずっと学級通信を書き続けた霜村三二さんのお話を伺った。

霜村さんの学級通信は、その日の教室で起きたことをすぐ書いてその日のうちに配っている。お知らせおたよりというものより、日々の子どもたちの状況を、みんなで見守って、「自分の子でない子でもかわいいと思える」ような学級づくりをしているという。学級通信と日々の教員生活がかみ合ってやってきているので、書くことは苦痛ではないし、逆に書くなといわれるとどのようにしたらよいのか戸惑ってしまう、というのが面白い。

「説明責任」という言葉が学校で多用されるようになっているが、それが通り一遍の文書だったりして、そんなことが子どもを育てるということに意味があるのかと問題提起された。一方で最近は保護者に渡す文書をすべてを管理職がチェックするような学校や東京都のようなところも増えて、学級通信も自由に書けない、書いてもチェックで発行できるのに何日もかかってしまう、というようなこともあると、今の教育のコミュニケーションのおかしな状況を嘆いておられた。

私に最初に影響を与えてくれた小学校2年生のときの教員(昨年9月に他界されました)が、ほんとうに熱心に学級通信を書き続けてくれて、そんなことも思いだして、帰宅後、読み返した。

※霜村さんの学級通信のあゆみについて、今年本にまとまっていて、朝日新聞の家庭欄でも紹介されたことがあります。「らぶれたあ」かもがわ書店刊です。私があれこれ紹介するよりこの本を読んでいただいた方がいいと思います。

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