10/29 内部崩壊から自分たちを守るために
1年間のマンション管理組合の理事長の任期が終わる。不動産や建築の専門知識がほとんどない中で、共有財産の管理を体験するいい機会だったと思う。
私の任期の間にやったことは、防火防災計画をスタートさせたこと、専門的工事を進めるときには専門家の助言を受けることができるように必要な権限を整えた。
●自民党の中川昭一政調会長が、核保有について議論を始めることをアメリカに諒解してもらって歩いているようだ。政権が核保有について改めて議論することはしないと明言したのだから、そういうことを外国でやるべきではないだろう。ミサイル防衛システムの話(民主党・前原も共犯らしいが)でも外国で非公式にこうして空手形を打って歩く政治家がいたので心配だ。
また、核保有の可能性表示は、吉田ドクトリンの離脱を意味し、アメリカから危険視されることがわからないのだろうか。父・一郎の死因は謎に満ちているが、自主独立のための、ロシア接近がいけなかったという説もまことしやかに伝わっている。後藤田正晴氏のオーラルヒストリーでもそれを示唆している。過ちは繰り返すべきではないだろう。
国内では北朝鮮の金正日が糖尿病だから判断を誤っているとも発言して問題になったようだが、中川氏こそアルコールもほどほどにと思う。
●NHKの番組ではかつて、事件報道を除き企業名が徹底して隠されたが、携帯電話の番号持ち運び制度の開始でも見られたけど、平気で企業名を公開するようになったと思う。一方で、どんなに話題になっていても企業名を隠すこともある。その違いは何だろうか。週刊誌しか伝えなかったが、プロジェクトXが展覧会を開いて、NHKの子会社が番組で紹介した企業から何千万もの協賛金を取っていたということがあった。
| 固定リンク
コメント
中川氏の核発言には何とも腹の立つものがありますが、2007年から青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場が本格稼働すると、国産のプルトニウムが大量にできることになります。
「平和利用だ」と政府や与党の方々はおっしゃるでしょうが、軍事転用可能であることは言うまでもないです。以前の核保有論は夢物語的な話でしたが、今度の核保有論はやる気になれば実現できる、という状況のもとでの話です。
日本の原子力政策について、議論が活発になることを望んでいます。
投稿: 神生総一 | 2006.11.06 00:25
日本のプルトニウム保有量は、問題になっているみたいですね。核兵器保有の技術については諸説あるので何とも言えませんが、北朝鮮が開発できたのだから、という感じがします。
投稿: 管理人 | 2006.11.06 01:35