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2006.10.31

10/31 バブル再発構造とタコ部屋労働

国税局からパソコンで税金申告ができる「e-tax」の利用のおすすめの手紙が来た。税金を払うために交通費を払って、日中1日潰さなくてはならないのか、全く疑問だったから、使えれば便利だと思った。
昨年、税務署に申請する書類づくりに時間がかかり、オンラインで申請しようかと思って、国税庁のHPから入力しようとしたが、郵送でいろいろやりとりしなくてはならず、その手続きの面倒さにうんざりしてやめた。手続きとは、①税務署に開始届出書を送る(HPからできる)→②税務署から識別番号の通知と必要なソフトが届く郵送)→③市役所で電子証明証を発行してもらい、ICカードリーダーを購入する→④申請ソフトのインストールをする→利用開始、となる。
あまりにも煩瑣な準備が必要なので、断念して仕事を休んで申請に行った。結局、税務署の職員さんに直されることもあって、手書きで申請したのが一番早かった。

最近、40億円も投じてつくられた旅券のオンライン申請システムが300人しか利用されず、廃止されるという話が出ていた。オンライン化するのに、業務の見直しが行われたのだろうか。手順が間違っているとしか思えない。

●昨日の朝のテレビ番組で、若者の新しい住居スタイルということで、ルームシェア(月6万)、コンパートメントルーム(月4.3万)、○○○(失念)ボックス(1日1500円)が紹介されていた。
ルームシェアは、本来友だちどうして家を借りることだが、紹介していたのは下宿スタイルの住居。コンパートメントルームは、押し入れのような高さの個室。ドラえもんの寝室を広くしたようなもので、立っては暮らせない。○○○ボックスは、船の2等寝台のように部屋に2段ベッドがずらっと並んでいるもの。これは人材派遣業者が運営していて、仕事の手配とワンセットになっているみたいだ。
住むスタイルがいろいろあるのは面白いとは思うし、徳川式社会主義者の私は住居が広ければいいとは思わないが、狭いこととは別に違和感があった。
とくに○○○ボックスって、手配師付きの山谷のドヤと変わらない。カタカナ表記がいけないとはいわないけど、そうすることできれいに覆い隠し過ぎている。山谷の日雇い労働者だった高齢者が今どうなっているのか、考えると、この雇用の規制緩和で生まれたこういう境遇におかれた若者たちの社会保障政策をきちんと考えておくべきだと思った。
若者が独居するのにこうもお金がかかるのはどうしたものかと思う。おそらくこういう住居に住むのは不安定雇用の人たちじゃないかと思うが、そうだとすると、収入の半分近くが家賃に消えてしまう。信用不安による景気対策で議論が封じられてきたが、不動産価格が高すぎることを改めて問題にすべきだろう。諸外国に比べて不動産業が経済に占める割合も大きい。
景気回復で空前の企業収益は、労働力に分配されず、設備投資もほどほどという状況の中で、だぶついたお金は投機にまわりやすい環境にある。加えてバブル退治のための税制や金融規制は解除されている。資産価値だけがどんどんつり上がるバブル経済を繰り返す愚は避けなければならない。

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