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2006.10.02

10/2 狭い道路の事故は15年で65%増

NHKの9時のニュースで川口の保育園児への交通事故を受けて、「事故多発 住宅街に狭い道」という特集が組まれた。バブル以後、狭隘道路に自動車が異様に増えたと書いたが、やはり、幅員5.5m未満の道路の交通事故が15年で65%増と数字が示されていた。全体の交通事故は横ばいであることも考慮に入れるべきだろう。
そういう時代には、先日の朝日新聞「素粒子」を批判したが、ガードレールや歩道をつければいいというものでもない。私は狭い道への歩道設置には反対である。そもそものクルマが入りにくいつくりにしてほしい。

一方、表通りの歩道はどうだろうか。クルマの危険はないとは言わないけれど、ここで危険なのは、喫煙者と自転車。子どもを連れて歩いていると毎日何度も危ない目にあう。

今日から、朝霞・志木・新座・和光の歩道がすべて禁煙になり、駅周辺の指定区域で喫煙したら罰金を科せられるようになった。9月からのキャンペーンで吸っている人は相当減った。これだけでも条例に反対した市議が言っていた予測は外れ、効果があったと言える。が、それで喜ぶのもぬかよろこび、罰金制度がスタートした今日をもって吸っている馬鹿者がいる。そもそも条例では四市全域の道路上を禁煙としたことを周知しているのだろうか。今の多くの人の認識では駅周辺だけだと思いこんでいるし、そう誤解されるような幟やビラで啓発活動がされている。
駅周辺の歩道の喫煙の罰金は2000円でスタートしている。10人捕まえれば市職員の1日分の給料が出る。財政が厳しいばかり繰り返し、不透明な財政カットばかりやっているが、市はこうした罰金徴収の努力でもしたらどうだろうか。千代田区は罰金徴収を徹底したことで成果が上がった。一度でも罰金徴収を怠れば違法駐車のようになるだろう。今日は志木も朝霞台も市職員の姿は1人も見なかった。
歩道に接しているわずかばかりの民有地に足だけ入れて喫煙している姑息な馬鹿もいる。歩道に煙や火の害を無くすのが歩道上の禁煙の考え方だろう。禁煙とは煙のないことではないだろうか。こういうのもきちんと罰金を取ってほしい。

歩道の自転車・バイクも取り締まってほしい。
歩道上のバイクの走行・駐車はクルマ並みの厳格な取り締まるべき。
違法駐輪もひどい。新座市は通勤者の違法駐輪には目を光らせているけど他がゆるゆるで、新座市の税金で作られた駅前の歩道はパチンコ屋の駐輪場に成り下がっている。
ヘッドフォンで何かを聞きながら自転車を運転している馬鹿が目立つ。それに、傘を差しながら運転する者、少ないが携帯電話を使いながら運転する者もいる。これらの自転車ドライバーに子どもはよく轢かれそうになる。問題を放置している状態なら、事故に遭ったら道路の管理者を問題にしたい。
自転車とはいえ、事故を起こせば被害者を寝たきりにしてしまう。音は危険を察知する上で重要なのにイヤフォンで別の音を聞いているのは注意放棄だ。傘を使うのももってのほかだ。突風が吹いたり、前が見えなくなったりしたら事故を起こす。危険な目に遭う直前になったのは、傘を使いながらの自転車運転が一番多い。携帯電話にいたっては交通違反として対応してもらいたい。

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