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2006.09.04

9/4 真意は何だろうか

世の中のいやらしいところを見てしまう1日だった。

裁判でもマスコミでもほとんど決着のついてる10年近くも前の共済生協の横領事件を引っ張り出し、横領を見逃した共済生協が悪いといい募る月刊誌記事の取材源が当の横領犯の可能性が高いということ。この記事の筆者はかつて年金問題を、持続できる年金財政改革の話から、単なる社会保険庁職員叩きにすりかえた前科持ちだ。年金のときにこの筆者がやったことで誰が利したのだろうか。年金一元化や年金財政の透明化・民主化をめざした改革論議が、国民が社会保険庁職員叩きに拍手喝采を送っている間に、厚生労働省の都合に合わせた年金改革が成功した。国民は何もトクすることがなかったのだ。
今、厚生労働省の周辺で起きていることは何か。日本政府は今、アメリカ金融資本から県民共済・JA共済・全労済などの共済生協に規制強化して、コスト高体質にさせるような改革を要求されている。そのための道具としての記事ではないだろうか。この筆者の素性が怪しい。

帰宅すると、知人からメール。その知人がやむにやまれぬ事情で子どものための施設を作ろうとしてあれこれ企画をまとめていたら、最近地域参加したサラリーウーマンから高齢者の趣味に合わせなければ「私の経験上、うまくいかない」と脅かされるようなメールが送られてきた、と。自分がせいいっばい努力してきた尺度だけで相手のやっていることの切実さを共感しようともしない態度。かつてフェミニストは男だけが粗大ごみになるような言い方をしたきたが、粗大ごみになるような素質に性差はないと感じがした。キャリア志向の女性は自分たちは例外だと思っているかも知れないが、気をつけた方がいい。

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