9/14 全県民の税を無駄な地下鉄に使うな
埼玉高速鉄道の岩槻延伸の運動体が集会をやったようだ。オール埼玉で支援せよという。住宅地として開発して土地を売り払って一儲けしようという人たちのために、今でさえ赤字の埼玉高速鉄道をさらに延ばし、全県民の税をだらだらと使うべきではない。いい思いするのは建設業者と、地下鉄が通ったからと土地が高く売れるようになる土地持ちだけだ。高速道路もあってバスもあるのに、何が不便だというのか。人口が増えていかないのだから、そこを開発すれば当然、他のどこかが人口減になる。高い公費を使って、他の地域の人口を減らす必要があるのだろうか疑問だ。こんなことは旧岩槻と旧浦和で勝手にやってほしい。
県財政がどうのこうの言って、あれこれ削っているのに、こんな一部の県民のわがままのためにだらだらと税金が垂れ流されることが許されるなら、県政の改革なんてウソだ。
●基地跡地の100人委員会と称される市民懇談会の議事録が全然公表されていない。朝霞市はこうした委員会の議事録は原則公開としているはず。遅くても1~2ヵ月で出てこないのはおかしい。
基地跡地の100人委員会の委員選びは抽選になり、落選した人も少なくない。また基地跡地の利用は朝霞市民にとって関心が高い問題でもある。市の財政が傾くかも知れない影響の大きい問題でもある。あるいは、基地跡地という公有財産の処分が適正に行われるのか、という問題もある。それなのに、市民の議論と合意の核であるべき100人委員会の議事録が12回の会議を重ね、いまだに出てこないというのはおかしい。あちこちの立場から聞く話では議論が迷走して混乱しているらしいが、議事録を公開して、どの委員がどういう役割をしているのか、もっとはっきりさせて責任を持たせるべきだろう。
今日、市の企画課に100人委員会の議事録を早く出すべきじゃないか、出さないならその理由を回答してほしい、とメールで送る。
2006年9月11日(月)埼玉新聞
延伸活動を確認 地下鉄7号線促進協が総会
さいたま市の商工関係者や市民らでつくる「地下鉄7号線建設促進市民推進協議会」の二〇〇六年度総会が九日、さいたま市岩槻区の岩槻駅東口コミュニティセンターで開かれた。同区を中心に約二百人が出席。延伸を目指して、積極的に活動していくことをあらためて確認した。
同協議会は一九九七年、地下鉄7号線の延伸誘致協議会として結成。イベントで延伸をPRするなど、機運醸成に取り組んでいる。総会では、同協議会の高橋三男会長が「延伸により人口が増えるなど市政発展につながると確信している。オール岩槻、オールさいたま、オール埼玉県で取り組み、延伸を実現したい」とあいさつした。
総会には、武正公一、金子善次郎の両衆院議員や同区選出の県議、さいたま市議らも出席した。
| 固定リンク