« 8/8 事故の補償を全額公費に出させるのか | トップページ | 8/13 友人の大活躍 »

2006.08.09

8/9 社会性のない政治

往復の電車の中で佐野眞一「小泉政権 非情の歳月」を読む。小泉純一郎の黒衣の飯島秘書官、姉の小泉信子秘書、田中真紀子を取材したルポ。小泉一族のひきこもりぶり、田中真紀子の問題児ぶり、飯島秘書官のわけわからなさに驚く。小泉さんの周囲には社会性のない人たちばかりだと。
私はこれまで数々の「○内政治」と言われるような場面で敗北を続けてきた(それに引き換え選挙は勝った経験が多いので選挙に関心が離れないのかもしれない)。その経験からしてどこで政治やるにしても社会性やコミュニケーション能力がものをいうということは痛いほど経験してきた。その実感から、この佐野眞一さんのルポを読むと小泉政権というものがどうしてこんなに長続きしたのか、ほんとうに不思議でならないと感じた。

しかし、これを読んだ後には、安倍氏が政権についても、その運営が大変になるなぁ、と感じる。小泉政権独特の政治まわしは、小泉氏だからできたことだ。安倍氏は谷垣氏や麻生氏、それから立候補の動きを見せた津島派や山崎拓氏に対抗する意味で、安倍氏は小泉氏のドライな改革政治を継承しなくてはならない。しかし安倍氏にはひきこもり権力者としての能力はないし、永田町の人脈が強すぎてドライに割り切れないことが多いだろう。安倍氏の心配をする筋合いではないが。

佐野眞一さんの取材力や書くものに対する着想は毎度敬服してしまう。

●山口県選挙区で、私の愛読ブログの筆者の方が民主党で立候補されることになった。一所懸命に地域のことも政治のことも考えて活動されてきた方なので、楽しみだ(道路特定財源に対する考え方だけが全く違うが)。でも票がない。
過日伝聞で、民主党の大物議員が「リベラル(左派+市民運動系人材という意味だろう)はなかなか立候補してくれないからなぁ」とぼやいていたらしい。そういう中では、貴重な人材だと思う。民主党や「リベラル」を大切にしよう派閥がこうした候補者の意欲をきちんと守ることを期待したい。

●一方で、京都のおもしろい共産党員のブログが閉鎖に。自由な党員なので、言うこと面白くて、このような党員が発言の場を与えられるだけでも共産党は良くなると思うのに、本当に残念で仕方がない。

|

« 8/8 事故の補償を全額公費に出させるのか | トップページ | 8/13 友人の大活躍 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/44442/11358849

この記事へのトラックバック一覧です: 8/9 社会性のない政治:

» まだ、間に合うかもしれない。 [とくらBlog]
   再度、「ひとりひとりの底力を信じて」    (←リンク先はPDFです。) 「自民党をぶっ壊す」と言われて、小泉首相が壊されたのは、私たち日本人の自信と誇りだと思います。 小泉政権の5年間を振り返ってみますと、お茶の間にいる私たち国民は、テレビを通して、常に劇場型政治というショーを提供されました。それは楽しいものであり、感動であり、サプライズの連続でした。新しい時代が来るんだと期待しながら、小泉内閣により作られた“痛み”に耐えて、耐えて、耐えて、もう限界だと悲鳴をあげたい気持ちで迎えたの... [続きを読む]

受信: 2006.08.11 07:55

» 戸倉多香子 [たんぽぽのなみだ~運営日誌]
「とくらBlog」の作者、戸倉多香子さんが、 来年夏の参議院選挙の、民主党の公認候補となりました。 http://ttokura.exblog.jp/3953140/ 新聞記事でも、「市民グループ代表」とあるし、 名前を挙げて特筆されるくらいですから、なかなかすごいかたのようです。 (選挙区は山..... [続きを読む]

受信: 2006.08.21 01:04

« 8/8 事故の補償を全額公費に出させるのか | トップページ | 8/13 友人の大活躍 »