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2006.07.30

7/30 ほんとうの危機管理

午後、港区の区営住宅のエレベーター死亡事故を受けて開かれた、マンションのエレベーターの安全のシンポジウムを聴きにいく。3代前からエレベーターのメンテナンスをやっているという独立系のメンテナンス業者の笹原俊一さんとマンション問題に強い弁護士の安福さんの話を聴く。
笹原さんはメンテナンス業者の選び方、閉鎖的なエレベーター業界、割と公正に進められている国交省の社会資本整備審議会エレベーターワーキンググループが対応方針の策定状況などを語った。
安福弁護士は、消費者基本法の考え方からいうと、商品の仕様情報をメンテナンス業者や消費者、マンション管理組合に公開しないエレベーター業界は法律の精神からして問題だし、しばしばテレビインタビューで語られた「知的財産」という言葉は憲法や消費者保護法の精神をふみにじる暴挙だと言い、エレベーターメーカーは、パロマや雪印と同じようなことをしていると憤怒しておられた。
続いて弁護士は、エレベーター事故の被害の民事訴訟は、メーカーやメンテナンス会社を訴えることもできるが、訴えやすいのは所有者の管理組合なので管理組合は要注意、というのはびびった。ヤクザがマンションのエレベーターホール前で喧嘩していたら、エレベーターのドアに体がぶつかり、ドアが外れて落下した事件があって、ヤクザの遺族は最も簡単な相手であるマンション管理組合だけを訴えて補償させられているマンション管理組合があるという。くわばらくわばら。

●野田聖子「私は産みたい」を読む。子どもを持つ執念のすごさが赤裸々に書かれてる。キャリアウーマンになりかけている人は読んだ方がいいと思うし、出産に実感のない男も読んだ方がいい。夫の鶴保議員の変化がいい。
政治家ってやっぱり怪物なんだと思った。流産の兆候が出ているのに、かつての同じ選挙区のライバル議員との確執が再燃しないように無理してパーティー会場に押しかける話や、手術で2~3日安静にしているときに、たえず仕事への誘惑にかられる話しなど、ちょっとびっくりだ。また政治業界のしきたりは、酒のつきあい、女性議員に求める衣装やしきたり、妊娠中や流産の進行過程にある人にやさしいしかけになっていない。
不妊で悩んでいる野田さんの悩みはわかるようでわからない。必死な子どもがほしいという思いと取り組みを読んでいくと、45ぐらいまで走り続けてようやく子どもを持つというキャリアウーマンのライフコースを何とかしないと、不妊で悩む人は増えるしかないと思う。
さっさと子どもを産み、お父さんがいなくても育てながら、一番大事な30代、40代にキャリアウーマンとして働けるようなことを許す社会にした方がいいのかも知れない。そもそも子どもはいらないと思っているキャリアウーマンばかりなら今のままでいいのかも知れないが。

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