7/1 良心があまり理解されなかった政治家
●橋本龍太郎元首相が亡くなる。自民党一党支配時代だった学生時代は、「自民党おばちゃん」に大人気な橋本龍太郎氏の俗っぽさが嫌いだった。
しかし、介護保険制度の創設、認可保育所制度の守り手として、のちのち生活の安全を守るいくつかのことを橋本龍太郎さんは大事にしてきたことを知る。この人がなければ、今日の福祉の姿はなかったはずだ。
また風力発電を運営するNPOに就職した友人に聞くと、愛知和男さんなどとともに自民党で環境問題に熱心に取り組んできた人だということも知り、それまでの政局一辺倒の私の理解を反省した。歯科医師会のヤミ献金で失脚したときには、小泉政権の犠牲になったことを悲しく思った。
ご冥福をお祈りしたい。
●一方、現職首相は公式訪米でエルビスプレスリーの真似やら遊んでばかり。マスコミは遊んでばかりと揶揄しているが、あれは目眩ましではないかと心配になる。変な密約をして、15年ぐらいたってからあちこちにとんでもない地雷を埋め込まれていたなんてことにならなければいいと思う。
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