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2006.07.17

7/17 現実を明らかにして金を払え

昨日の朝日新聞「人口減で明日は 少子化編」で引き続き子育て世代への現金給付のあり方について議論している。介護保険で高齢者介護を熱心に取り組んでいる人たちに現金給付が必要だ、と議論してみてほしい。総すかんを喰らうだろう。なぜ子どもではこんなおかしな議論が繰り返されるのか、毎回憤っている。

子育てのどこにお金がかかっているのか分析しないうちに、「お金がかかる」の大合唱で政府から貰い乞食をしよう、それを正当化しよう、という報道姿勢が嫌だ。お金がかかる内容を分析していけば、お金を渡すより効果的なやり方が見えてくると思う。

今回は現金給付をしても消費税増税したら意味がない、という議論をしていたが全然意味が違う。増税は全国民にかかってくる。政府の収入と支出が所得の再分配機能があるとすれば、全国民から子どものいる世帯に所得を再分配していることになる。意味がなくはない。問題は、児童手当が政策効果として意味があるかどうか、特に少子化には全く意味がないと思うのだが、どうなのだろう。それには明快な答えは誰も出していない。

●同じ日の朝日新聞にケンタッキー労組の取り組みが書かれている。労働者教育センターなどが売っているテキストなどを使いながら自分たちで手作りで始めている。偉すぎる。労働者の立場から自分を守るための書籍はそこらの書店では売っていない(学卒の就職に必要な知識なのか、人事労務管理の本は今はどこでも溢れ返っているのに)。そうした知識は学校でも教えて貰えない。失業したり、ひどい目にあってから読むような現実がある。労働者は丸裸である。
自分を守る術を知らない若者に、再チャレンジとか、挑戦とか、頑張った者が報われるだの、資産家である自民党の二世三世の議員がいう。親と違う仕事をやってみろ。余計なお世話だって。

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コメント

ボトルネックがどこなのかをまともに調査すれば、現金バラマキということにはならないと思います。

保育園を中心に、ある程度金を出していいから足りない施設を増設してくれ、というニーズは見えているはずなのですが、なぜかそこにはしっかりと金が流れていません。
私の親しい人で和光市から某区に引っ越して2年以上、空きがなくて和光市の保育園までわざわざ来ている人がいます。もう年長なので先日転園はあきらめたそうですが、こんなことがまかり通っています。金があるはずの区なのですが。
私が議員でなければその区に怒鳴り込むところです。

投稿: takeyan | 2006.07.17 11:19

行政マンの責任回避と、国会議員の質の変化がこうした問題を起こしているのかな、と考えます。
国会議員の質という点では、かつては良くも悪くも議員は世話焼きが仕事だったので、保育園に強い、障害者に強い、土地の線引きに強い、と個別分野がありましたが、今は党で勝負するようになったので、のべたんに恩恵が受けられる政策を採用したくなるのかも知れません。
越境入園については、いろいろありそうです。

投稿: 管理人 | 2006.07.17 12:06

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