6/7② 薄気味悪い人々
シンドラーエレベーターの広報の言うことがおかしい。危険なエレベーターだ、と指摘されているのに、「安全性を全国に伝えていきたい」「司法の手にかかっているから何も話さない」だと。どうしてトラブルが起きたのか、再発防止にどういう姿勢なのか、そうしたことが全く発言されていない。
死んだ人に対する誠意も見られないし、広報のおっさんも薄笑いしていた。薄気味悪い会社だ。
NHKのクローズアップ現代が取り上げたのが「村上ファンド」。村上は堀江にニッポン放送の株の買い占め情報を聞かされてしまったようなことを言っていたが、実は村上が持て余した株を乗っ取りの絵を描いて体よく堀江に押しつけたという。加害者が被害者面して下らない言い訳ばっかりする。反省している言葉を吐きながら、お前たちが悪いんだといわんばかりの態度。
●薄気味悪いのは、フランス社会党のロワイヤル元家庭・児童相。「軍隊式学校論」や35時間労働の否定など、社会民主主義者とは思えない、社会ファシストぶり。自らの子どもにもスパルタ教育をしているようで、子どもを受け入れたがらないフランスのエリートらしい。
余談だが、フランスの児童手当が成功しているのは、フランスは親が子どもを直接愛する風土のない国。子育ては貧乏人のすること、というような考えがあるらしい。したがってお金さえあれば学校や託児所、ベビーシッターなど子どもを専門家のもとに預けてしまうから。手当をばらまいても子どもへのサービスになって帰ってくる。日本みたいに自己完結する家庭の中で子どものために使われたかどうかわからないようなことはない。
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